すとぉかぁ | ナノ


▼ 君を見つけた

僕とあの子を見つけたのは僕が大学生活を謳歌しているとき、たまたま受けてた講義が一緒でたまたま彼女が隣に座ったことからだった。今から5ヶ月前の話かな、きっと彼女は僕のこと覚えてないけど。

今日もいつものツマラナイ講義を受けるため席につく。すごいよね、斜め前になまえちゃんがいるだけでツマラナイ教授の話が全部飛んでくんだ。大体こんなの受けなくても他の世界にいけばいつでも習えるんだよね。僕にはそんな必要ないけど。

あ、なまえちゃん舟漕いでる。











最近、つけられてる気がする。

大学が終わったらその足でバイトにいく。わたしが働いてる中華料理店は本場の中国人の方もいるから外国語系の仕事を目指しているわたしにはとても素敵だ。...目指してるといいつつもまだ決めてないんだけどね、てへ。
それで料理店ということもあって帰りが11時過ぎになることが多かった。
バイト先から駅までの道、最寄り駅から自宅までの道、全てにおいて誰かにつけられてる気がするのだ。なぜなら、こんな時間にも関わらず後ろの方で足音がする。夜だし自分は女なわけだしとても怖い。

最近変な手紙もポストに入ってたりする。血のようなもので書かれてたり変な液体が付着してたり。書いてある内容は「君が好き」だの「ずっと見てるよ」だの「今日も疲れてたようだね」だのわたしの生活をずっと見られたようなものばかり。正直自分がこんなストーカーに合うとは思ってなくて非常に困っている。そもそも1日1通来るのも気味が悪い。

明日も手紙が来ると考えると憂鬱になって眠れない。


[ モドル ]



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