メモ
20190604

二度目の聚楽第が始まる前にアップしたかった彼の話をようやく書き上げることが出来て、まずは満足です。
今回の話、前回の獅子王の短編よりも少し長いかな?二万字近くあるので書くのもそうですが、読み返すのもすごく大変でした。
では、今回も例の通りネタバレ満載のあとがきになります。






前回の獅子王の現代遠征の話もそうですが、今回も本丸襲撃というn番煎じのネタになっています。
自分だったらどう書くのか、というのもそうですが、それ以上に「長義くんのちょっと悲しむ顔が見てみたい。しかもそんな時に恋を自覚してほしい」というひどい思考から生まれています。本当に長義くんには申し訳なく思います。でも好きです。

最初の案としては、実は前編のあの最後で終えて「いつもと作風違うじゃん」と思われる予定だったのですが、やっぱりこのサイトで書く夢小説はハッピーエンドで終わりたいなと思いまして、後編が生まれました。書き終えた今、やはりハッピーエンドで良かったと思っています。
後半とか、シリアスからの長義くんのセルフツッコミ?に長義くんも染まってんなって思っていただけたら幸いです。あの本丸は簡単に倒れないと思います。もっとメタっぽいシーン入れようかと思ったんですが、あれ以上書くと本当に終わらなくなりそうだったので……(*_*;


書いていくうち、山姥切長義という刀剣男士は、自分が認めたものに対する信頼が厚い印象を受けました。けれどもそれを口にするわけではないようだ、とも考えました。
南泉一文字のシーンはそういった意味が含まれていて、さらに言うなら長義くんは恋に自覚がないんですが、南泉のほうは長義くんが審神者に対して抱いている恋心に気付いていたらいいなぁという願望があります。好きなのに嫌われようとするな、という助言だったら優しいなーと。
面倒なヤツだけど、と彼なりの優しさが見えるシーンのつもりでした。


後半のにっかり青江の出番の多さですが、やっぱり妖との対比が生きたらなぁと思って書いてました。まぁ、私が彼のこと好きなのもあるんですが。
あと、物吉貞宗の「もう報告書は一人でも大丈夫だと聞いています」というセリフに私の中の長義くん像がかなりつまってるんですけど、伝わってました???????伝わってたらぜひ教えてください。

   〇

書き終えることが出来て満足はしていますが、話の都合上、長義くんと審神者のシーンは少なかったのでリベンジする機会があればいいなぁと思います。
書きたい話がどんどん増えてしまいますね。
 
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