メモ
20171212

伊賀崎連載完結しましたー。
相変わらずネタバレしながらのあとがきです。




好き勝手書いた伊賀崎連載も完結です。
この連載を始めたきっかけは、以前書いた孫兵の短編でした。もう少し孫兵の話を書いてみたい!!という気持ちから始めた連載だったので、そういった面では満足しております。

読んでいくと気付かれた方も多いと思いますが、つまりこの話は「ヒーローがお姫様になる話」だし「孫兵が王子様になる話」です。
ロマンチストと紹介される彼ですから、現パロでありながらその雰囲気を出したかったんです。難しかったですが、彼ならこんな展開もありかなと。

偶然会った子が実は昔に関わりがあったり、少しずつ距離を縮めていくうちに知らないうちに惹かれていく……というような、そんな感じが書きたくて頑張りました。今までよりはそこら辺を丁寧に書けたかな……??と思っています。

とにもかくにも、私は孫兵が女の子とフォークダンスを踊って告白する話を書きたかったのですが、オチが決まっていたこともあり、今までの連載よりいろんなネタを詰め込んでみました(詰め込みすぎた感もありますが)。
展開を知ってからもう一度一話から読んでもらえると「これってあれのことだったのかー」というのに気付いてもらえるかなぁと。


今回は六年生の彼らと同級生ということで、どうやったら彼らと自然に親しい仲にできるかなーと考えた結果、ああいった七不思議の話と絡めることになりました。
七不思議とかなんか学校っぽいですよね。母校にはそういうのありませんでしたけど……
原作とは違う現パロという設定でしたが、その中でも原作の彼らっぽさが少しでも出ていたらいいなぁと思いながらわちゃわちゃ感が出るよう頑張りました!!青春してるなーって思っていただけたら嬉しいです。

少しでも楽しんでもらえたら嬉しいなぁと思いながらも、やはり書いている自分が楽しくて、伊賀崎連載書けて良かったなーと思っています。
連載期間が長く、あっという間に季節が過ぎてしまいました。文化祭の季節は終わってしまいましたが、今年のうちに書き終えることが出来て良かったです。
21話まで読んでくださった方、長いことお付き合いくださり、本当に有り難うございました!!

下野
 
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