来ちゃった★
パッと目を覚ました
すると目の前の景色はかなりグロかった
そのシーンは、赤ん坊のナルトは儀式の台座にいて
前にクシナとミナトがナルトを庇って九尾の爪が貫通して私はと言うと
儀式の横に寝かされてた
※詳しくは原作の53巻を見ながら想像するといいかと。
おうふ!目の前に大量の血…目の前にこれだけの血見るの私初めて…いや、その女の子の日とかもあるけども。何かヤバい。腹の中にぐさっと九尾の爪が二人のお腹に刺さってるし。って横にはナルトが…ちょい待ち。まさか私感動的なシーンに今遭遇してる!?
「あーう!あうあう!(えーと、あのー!大丈夫ですか!?って喋れない!)」
すると女神の声が聞こえる
『えー、当たり前よぅ。だって赤ん坊からスタートだもん、赤ん坊がペラペラ話せてたら怖いしぃ』
「あうあうあう!(んなこと聞いてねーよ!つーか、勝手に出てくんな!)」
すごい、感動的なシーンに遭遇したのはうれしいけど血の量半端ねーよ。マジで。
そして鉄の匂いと目の前に広がる赤い海はトラウマになりそうだ。子供にコレ見せてトラウマにならないって言う子を見てみたい。ていうかこのシーンに私遭遇してもしょせん赤ん坊だから何もできないじゃん……え、嘘…嫌だ目の前で二人が死にゆく所をみていくなんて…53巻私涙目になりながら見たんですけど…
「…起こしちゃった、ごめんねセツナ…」
ごふっと血を吐きながら心配そうに私達を見るクシナ。ちょっと止めてホント。私そんな目で見られても何もできないんだから…もうすでに泣きそうだよ…
「クシナ、俺も少しナルトにチャクラを組み込みたい
それに、当分はナルト、セツナには会えない…
言いたいことがあるなら言っておこう」
アレ、私も会えるの?どうやってかは知らないけども会えるときにはちゃんと親に顔向けできる人間になるように頑張るよ。お二人さんが命をかけて守ってくれたんだからさ。
「セツナ、ナルト、好き嫌いしないで大きくなりなさい…
お風呂はしっかり入ること、夜更かしばかりしないで早く寝なさい………
後、母さんは苦手だったけど勉強…
うまくいかなくても落ち込まないでいいからね。得意不得意は誰にでもあるから。
そして何にでも話せる友達を…数人でいいの、作ってほしいの。
忍びの三禁でお酒は大人になってから、体に障るからほどほどにしなさい
任務金はちゃんと貯金すること、貯金して損はないからね
そして、忍びの三禁で問題なのが女…セツナは少し関係ないし、母さんは女だから良く
分からないけど…
とにかくこの世は女と男しかいないの、そして母さんのような女を見つけなさい
セツナも!変なヤツに捕まったらダメだからね。
あと、自来也先生には気をつけなさいってばね…
ナルト、変なこと吹き込まれたらダメよ!セツナも嫌なことがあったら殴っていいからね。
………もっと、もっともっと一緒にいたい。これからいろいろ大変だけど諦めないで。
どんなことがあっても、自分から命を捨てるようなマネは絶対だめだよ。
この先どんなことがあっても愛してるよ、ナルト、セツナ
…ミナト、あたしばっかりごめん…」
「いいんだ、クシナ…
セツナ、ナルト父さんの言葉は…口うるさい母さんと一緒かな…」
そう言って泣いているミナトとクシナ。もうすでに私は泣いている。困ったような顔で二人が私を見る温かい目が余計に涙腺を緩める。
「八卦封印」
ミナト…いや父さんと呼ぶべきか。
封印と言った瞬間に九尾、父さん、母さんはナルトのお腹に吸い込まれていくように消えた
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