自己紹介


カカシの叫びを聞いて一同笑った後、とりあえずアカデミーの屋上に向かった
屋上についてまぁ、原作通りの自己紹介の場所に座った
席順でいうと

 サクラ サスケ セツナ ナルト


     カカシ



みたいな。



座るとカカシが口を開く


「あ〜じゃあまずは自己紹介でもしてもらおうかな」

まぁ、定番っちゃあど定番だなぁ…。
とか私は思ってるとサクラが質問する。


「あの〜、自己紹介って何言えばいいんですか?」
自己紹介は自己紹介なんじゃないの?と私は呆れていると、そうやらその視線をサクラに向けていてサクラは一瞬びくっとした。あれまー…ゴメン、悪気はなかったよ多分。

カカシはサクラの質問にちょっと悩んで答える

「そりゃあ好きなモノ、嫌いなモノ、将来の夢とか趣味とか……ま、そんな感じでいいんじゃない?」

とカカシが言うとサクラはカカシを指さして言う



「じゃあ、先生からしてよっ!私たちすっごく待ったんだから!」

「所詮遅刻魔なんだから気にしても意味ないと思うよ?」

「…姉ちゃんハッキリいいすぎだってばよ」

「…ふんっ」

と上からサクラ、セツナ、ナルト、サスケである



「分かったよ、オレからすればいいんでしょ?
 オレ…オレね〜…。
 オレの名前は、はたけカカシ。好き嫌いをお前らに教える気はない!
 将来は…って、オレが将来言ってもなぁ〜。趣味は……色々だ。んじゃ、次はお前らだ。
 右から順に……」

右からってナルトからだね。
そしてカカシの自己紹介でサクラがぶつぶつなんか言ってるけど無視。


「オレはうずまきナルト。好きな物は姉ちゃんの手料理と九喇嘛、一楽のラーメンと友達んで修行。嫌いな物は姉ちゃんや九喇嘛、友達を悪く言う奴。趣味は…修行だってばよ。将来の夢は、里の皆に認められる立派な火影になりたいってばよ!!!あとは………アイツをこr!?」

最後は横にいたセツナがナルトの口を手で押さえた
そして小声で「それは言っちゃダメ」とナルトに言った


「えーと、ナルトは終わりか?(九喇嘛って誰だ?あとアイツってのも気になるな…)じゃあ次!(でも…夢は先生と同じだな………」


「私はうずまきセツナ。好きな物はんー?ナルトと九喇嘛かな?あと修行!戦うのも好きかな!拷問&尋問も好きだよ!嫌いな物は…エロい人、仲間を悪くいう人。趣味は修行と料理。将来の夢はんー、考えたことないかな。とりあえずナルトが火影になるのを見守ってたいかな?あと夢っつーか絶対実行するけど、あの野郎ぶん殴る。そしてアイツをっと自己規制!」

夢の後半からセツナは殺気のこもった声で言ったが最後はにっこりとわらった
そしてあの野郎とはイタチのことだ。等価交換と言って置いたが、やっぱり自分が損しているので殴ると言う何とも理不尽な理由だ。あと、ほとんど私の意見無視でもう任せること前提であったこともイラッ★
ちなみにナルトとセツナの言ってるアイツは12年前里を襲った仮面の男である。
コミックスも出てるのでネタバレするが、うちはオビトの計画を二人は阻止したいと考えている


「じゃあ次!(また出たな…九喇嘛とアイツ…であの野郎って…。自己規制と言ったが一体何を企んでいる?)」


「あたしは春野サクラ!好きな物っていうかぁ好きな人は(ry」

最後はサスケを見てきゃーと言ったアレである。そして地味にサスケ照れてる。
ナルトはそんなサスケを見て爆笑した。セツナはサスケ照れてる写真高く売れるかなと思ってカメラでサスケを隠し撮ってサスケファンに高く売りつけ方法を考えていた


「嫌いな物は…」

サクラがそう言った時にセツナはサクラから視線を感じた。
別にいいけど?私も今は大嫌いだ。サスケ君サスケ君言っとけ。つーかホントに何で忍になったのか分からない。まぁ、仲良くなるようには努力するけども嫌われてる人と仲良くしようなんて私は思わないからさ。まぁ時が立つにつれ関係が変わることを祈っていよう(誰に


「じゃあ次!(この年頃の女の子は忍者より恋愛だな!セツナが嫌いなのは分からないが…)」


「名はうちはサスケ。嫌いなモノならたくさんあるが、好きなモノは別にない。
 それから……夢なんて言葉で終わらす気はないが、野望はある!一族の復興と…
 ある男を必ず殺すことだ」

これって絶対イタチだよね、うん。おーい、イタチ。頑張って阻止するようには努力するけど無理かもしれない…。まぁでもみたらし団子3個にかけて頑張るよ!←

サクラってこんなんでもカッコイイとか思ってんのかな?恋心ってよくわかんないよ。
え?女の私がよく言うよって?知らんよ恋なんて前世でもしたことなかったし。

と私が思ってるとカカシが手をパンパンと叩く



「よし、自己紹介はそこまでだ。明日から任務やるぞ」

あー、あれね。アカデミーに戻すか戻さないかのやつ。たかが分身の術で忍者になれたら火影になるのだって苦労しないしね。本当に思った奴は世の中なめすぎ。
しつこいようだけど、暗部に所属してたら身に染みる程よくわかったよ。
忍の世界は甘くないって。


とか思ってるとカカシの説明は進んでいた


「卒業生二十七名中、下忍と認められるのはわずか九名。残り十八名はアカデミーへ戻される。
 この演習は脱落率66%の超難関テストだ」

なんかサスケとサクラは驚いてる。私とナルトは納得というか当たり前だろみたいな顔。

「お?ナルトとセツナひかないのか?」

カカシは面白くないように言う。
お前ただ単に引いて欲しいだけだろ。マスクしてるから分からないけど絶対にやにやしてる。


「推測はしてたってばよ…。ただの分身の術しただけで忍者になれるだなんておかしいってばよ」
とナルトは言う


「うーん、私もナルトと同じだよ?それに忍の世界はそんなに甘くないと思いますし。」

と私はにっこり笑って言った


「そう思っているのはいいことだ。卒業試験はアレはただの下忍になる可能性を持つものを選抜するのにすぎないものだしな。

 とにかく、明日は演習場でお前らの合否を決定する。忍び道具一式持ってこい。
 それと朝飯は抜いて来い…吐くぞ」

とカカシは脅迫する。効果は抜群のようで現にサクラとサスケは唾を飲んでる。
サスケェ無駄にクールぶってもバレバレだぞー。

カカシはそいういうとポーチからプリントを取り出して配っていった


集合時間は8時…ね。とりあえず念のために言って置くか。


「先生、できるだけ遅れてくるなら3時間以内でお願いします。
 8時とか書いておいて昼からとかになったら……ね?」

とにっこり笑って言った。目は笑ってないけど。


カカシは図星だったみたいで「昼からはないよ…うん」と言っていた。
つまり8時ぴったりに来る可能性は極めて低いんだね。うん。

私は勝手に思った。そしてカカシが解散命令を出したのでナルトと家に帰った。






――――帰り道



「なぁ。姉ちゃん!明日戦う時九喇嘛出していい?」

とナルトは言う


「うーん…ピンチになったらにしよ?」

と私は考えて言った

後は家に着いても九喇嘛がそこに加わり、明日のサバイバル演習の話で持ちきりだった。


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