ただひとつ確かなこと



苦手なわけじゃなくて、嫌いでもなくて。
でもなんとなく近づきにくい。


「わかんないとこあったら教えようか?」


かっこよくて優しい東先生のまわりにはいつも人がいる。
でもオレは。


「ねぇねぇ、要っちってさぁ、東先生きらい?」



ふと言われた言葉。
別に嫌いなわけではないけど、でもなんとなく距離をおいてしまう。


「全部が全部完璧にできないといけないなんてことないんだから」



そう言って先生は微笑う。
この気持ちは憧れ?
なんだかよくわからないけど。


ただひとつ確かなのは、いつかこの人みたいになれたらって思ったこと。





----------
この二人も好きなのです
東先生かっこいいよ…!


2012.07.29



[ 12/25 ]

[*prev] [next#]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -