▼ 懐かしい友よ
落ち着きを取り戻し、甲斐甲斐しくクルーの介抱にあたっているリンネを見ながらふとこの船にいるはずの船長を思い出す。
「そういえば、エドワードは?」
「あ?親父なら部屋にいるはずだよい。」
「おー!そうか!なら、ちょっくら行って、、、」
そう言って、部屋へと向かおうとした時だった。
「、、、堂々と俺の船に入ってくるたぁ、とんだアホンダラが二人もなぁ、、?グララララ、、!!!俺はエドワード・ニューゲート!てめぇ等は一体どこの馬の骨だ」
「クハハハ!私か?私は、レイ!!!そんでもってコイツが、、、」
「勝手に言うなよ!自分で言う!!
、、、ロジャー!俺の名はゴール・D・ロジャーだ!!!」
「その必要はねぇ、俺ならここだ、女神。
懐かしい覇気を感じてみれば、、、、おめぇだとはな、、、グララララ、、、!!!」
あぁ、ロジャー、、、また懐かしい奴に会えたよ、、、
「おおぉ!エドワード!!!老けたなぁ!お前!」
「グララララ、、、!!たりめぇだろ、あれから何年経ったと思ってやがる。」
「それもそうだな!!!ハハハ!!!」
「相変わらず、一人でいんのか。どうだ、この際俺の船に乗らねぇか」
「、、、!、、、悪いな、エドワード、確かにお前と旅をすんのも面白ぇだろうが、生憎そのつもりはねぇよ!」
「そうか、それは残念だ。」
「嘘つけ!はなから解ってて言ってるだろうが!!ワハハハ!」
「あ?バレてたか、グララララ、、、!!!」
あぁ、懐かしいなぁ、、、
あの頃もこうして冗談を言い合ったもんだ
「おめぇ、俺の船に乗れねぇか」
「あ?女神が乗るわけねぇだろ!」
「おぉ、お前と旅をすんのもいいかもしんねぇなぁ、、、!」
「、、、なっ!?おい、白ひげ!女神はやらねぇぞ!!?
女神!俺と行く方が絶対ぇ面白ぇって!!な!!な!!?」
「、、、クハハハ、だそうだ、エドワード。生憎、お前と旅は出来なさそうだ、、、!」
「グララララ、、、それは残念だな!ロジャーの馬鹿に愛想が尽きたらいつでも来い」
「おう!そうする!」
「なっ!?いや、俺に愛想が尽きても白ひげんとこはダメだ女神!というか、愛想が尽かさないでくれよ!!」
けれど、お前はもういないんだな、、、
ロジャー、、、
「ちょっ、、、ちょっといいか、親父!」
「あぁ?どうしたエース。」
「こいつ、、、!こいつは一体誰なんだよ!?親父の知り合いか、、、?にしても"女神"って、、、!!!」
「あぁ、、、グララララ、、、!そうだな、紹介しよう、息子たち、、!!!
この人は、、、"女神"だ!!!」
その場にいた者達は、思った。
(((説明になってねぇーーー!)))
「おい、その名はよせよ、エドワード!それはお前等が勝手につけた呼び名だ!!!
私の名は、レイ!!!
ゴール・D・レイだ!!!」
『ゴール・D・レイ!!!?』
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