▼専属奴隷
さあやさん宅、ダムさん
よく遊んでくれる男、という認識だったものの少しずつ一緒にいて欲しいと願うように。
専属として付かず離れずの位置で見守って、時には無茶な要求も笑顔で応えてくれるダムさんに絶対の信頼を寄せています。
見捨てられるのが怖いのか、時々「行くな、傍にいろ」と弱い姿が垣間見えることもあったり。
「ダム、次はこれじゃ！この実験を行うぞ！！」
「…………嫌じゃ、傍にいてくれ。妾を、置いていかないで……」

▼知人
外町れみしさん宅、アルバートさん
記憶を失う前は彼の祖父と顔見知った仲だったため、何処か見覚えがあるらしい。
アルバートさんに会うとふっと冷酷なベルガモット婆さんの顔が見え隠れすることもあるとか。
しかし基本的に遊べ遊べとぴょんぴょん飛び跳ねています。
「お主、ほんに見覚えがあるのう……アルバート、と言ったか。」
「おおっ、アルバートではないか！さあ、妾と遊ぶのじゃ！！」

琴音さん宅、メルヒオールさん
記憶を失う前のことを知っているような素振りを見せるので、しょっちゅう訊ねに行くついでに処刑ごっこの相手として追い掛け回しています。
子ども扱いされることに不満を抱くものの、お菓子や飲み物に釣られて忘れてははぐらかされていたり。
「メルヒオールよ、今日こそ妾の過去を白状してもらうぞ！」
「なんじゃ、妾の顔に何かついておるのか？……いつにも増して阿呆な顔をしとるぞ、メルヒオール。」

琴音さん宅、コルネリウスさん
専属であるダムさんの恋人さん、始めは同性同士でと理解が出来ない様子でしたが今では当人同士のことだからと放任状態です。
コルネさんの桜餅や和菓子に見事に餌付けされ、いつの間にか2人の娘みたいなポジションにいることにはもう突っ込まなくなった。
「コルネリウス、妾は桜餅が食べたいぞ！勿論、道明寺しか認めないのじゃ！」
「そちは変わっておるのぉ、愛だの恋だの妾には分からんが……まあ、そちらが幸せならそれで構わんぞ。」