ベガ(Vega)
種族/性別:シャンデラ/♀
身長/年齢:141cm/64歳(現在14歳)
性格/個性:れいせい/好奇心が強い
一人称/二人称:妾(わらわ)/お主、そち
能力:浮遊(自分以外のもの(者・物問わず)を浮かせて飛ばせる)
誕生日:10/23
誕生石/誕生花:ウォーターリリー・リーフ・インクルージョン内包ペリドット(復活、生命力)/エンゼルトランペット(偽りの魅力)
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明るく元気な研究者でお子様な貴族。古風な喋り方でとても人懐こい。元々は64歳の老婆であったが、自身の研究テーマ「永遠の命、不老不死」の研究中に暴発が起こり反動で記憶を失い、幼い姿になってしまった。裏を返せば肉体の逆行と、研究は成功だったのかもしれないが本人に記憶が伴っていないので研究が発表されることはなかった。
記憶を失う前は冷酷で人付き合いの悪いベルガモット婆さんとして有名だった。なかなか社交界へ出ず、一人で研究室に篭りきりだったせいで、幼くなってしまった今は当時仕えていた専属たちも愛想を尽かせて独りぼっちに。名前も思い出せず、愛称で呼ばれていた「ベガ」が本名だと思い込んでいる。自分が誰なのか分からず、人の傍にいないと寂しくて泣き出しそうになってしまう。
だが昔と変わらず誰かを嬲る趣味があり、廃棄間近の奴隷を見つけては買い取って処刑ごっこという遊びに興じる。本当に首を断ち、きゃっきゃと笑いながら生首をホルマリン漬けにする姿は相変わらずだと一部で恐怖の対象になっているとかいないとか。残虐性は幼くなってセーブが効かなくなった分、増してしまった。
老婆だった頃に何冊か研究結果を纏めた本を出版している。小難しい内容のため一般の人からしたら、何の研究なのかさっぱり。実は他にも泣き止まない子供の為に、一冊だけ児童書を出版していた。だが本人の中では黒歴史だったらしい。
部屋は書物や実験道具が散乱しており、キッチンは使った痕跡が全くない。ごはんは適当に食べているらしい。また前述の通りホルマリン漬けやよく分からない薬、常人には理解出来ない実験結果などが好き勝手に置いてあるので入室し気分が悪くなるヒトが後を絶たない。
浮遊の能力は自分以外を浮かせる。自分は何があっても浮くことが出来ない。例えばソファに座ってソファを浮かすと、自分に強力な重力が発生してソファに穴が開き床に叩きつけられる。なので最近は諦めて、自分の周囲へ物を運ぶ手段として使っている。極端に重いものや地面に深く食い込んでいるものなどは勿論浮かすことは出来ない。
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