● スピカ詳細・関係一覧

スピカ(Spica)

種族/性別:プクリン/♀
身長/年齢:161cm/29歳
性格/個性:おくびょう/物音に敏感
一人称/二人称:わたし/あなた様、〜さん
能力:治癒(10分前後、歌の力により聴覚から作用し治癒効果を促す)

誕生日:3/6
誕生石/誕生花:虫入り琥珀(静と動)/ヒナギク(純潔、お人よし)

* * *

魅惑的な歌声の持ち主、卑屈でネガティブな女貴族。元々愛玩奴隷として市場に売られていた。奴隷歴は長く、ヒトとして扱われることはほぼ皆無だった為自分の価値を低く見る傾向にある。慰み物・性的奉仕など言われれば泣きながら全てこなしてきたので、その手の貴族からは非常に重宝されていて、自由と言うものを逃げ出すまで知らず育っている。
今まで5人ほど主人が変わり、一番最後の主人は女漁りが酷く病的に金銭に執着していた。毎日のように乱暴に抱かれて心身喪失に陥り、最後の足掻きとして屋敷にあった金銀財宝を持って逃げ出した。
それが影響してか、二股や愛人と言う関係が非常に恐ろしく、自分にそういった話が持ち出されるたび泣きながら相手の頬を叩いて逃げている。
元奴隷ということだけあり、奴隷に対しても敬語で接し、貴族に畏怖の感情を抱いている。無駄にネガティブだが、少しずつ周囲に触れて明るい性格へと変わってきた。が、結局結構卑屈。
奴隷時代に作法を教わった影響で貴族としては困っていないが、毎晩のように悪夢にうなされるのが悩み。いつか報復されて殺されると毎日怯えている。
また、靴を履くと拘束される感覚になるため裸足で過ごしている。

部屋は非常に殺風景で、必要最低限の調度品とベッドが端にぽつんとある程度。レティさんが専属として来てからは少しずつ部屋が賑やかになってきた。しかしそれが嫌ではなく、寧ろ毎日の楽しみになりつつある。
貴族になり初めて嗜好品としてコーヒーを飲んでから、いたく気に入って毎日目覚めの一杯を豆から挽いて飲んでいる。振舞うことも好きなようで、部屋へ来たヒトには挽き立てコーヒーを必ず淹れているらしい。

生まれつき声に治癒の力が微弱ながら宿っていたらしく、今では自分の唯一誇れる歌声を能力として使役出来るようになった。しかし、普通に歌うことと治癒の力を併用して歌うことには大きな違いがあり、長時間治癒の歌を歌い続けると声帯が焼き切れるような感覚に陥ってしまう。その為10分前後が限界。
更に、聴覚を刺激して効果を与える為聴こえてしまえば敵であろうが味方であろうが関係なく回復してしまう。

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▼専属奴隷
琴音さん宅、レティシアさん
生まれて初めてのお友達、妹のように大切に可愛がっています。
彼女の幸せが自分の幸せ、懸命に頑張っている姿を見ると思わずぎゅーっと抱きしめてたくさん褒めるのが更に幸せ。
いつでも味方だから、傍にいるから、と必死に励ましてくれるその姿が愛しいようです。
レティさんを立派な淑女として社交界に出してあげたいとこっそり考えていたり。
「まあ、レティ。今日も素敵な笑顔ですね……」
「ほらほら、あまり走ると転んでしまいますよ。ふふっ、お転婆さんですね。」

▼友人
花梨さん宅、リザリーさん
レティさんを介して少しずつ打ち解けた、初めての貴族さん。
名前を呼び捨てできずいつも少しだけおろおろしていますが、最近はお茶会と称して一緒の時間を楽しんでいます。
「リザリーさん、今日はいかがなされましたか……?」
「まあ、リザリーさん、そのお召し物……とても素敵です……!」

凛兎さん宅、ティナさん
パーティーの時に声を掛けられ、専属が互いに大切な存在と言うことで意気投合。
今度は専属も含めて皆でお茶会をしようと言うことで、非常に楽しみにしているようです。
「あら、ティナ様……ほら、お口許に食べ残しが。」
「ふふっ、きっとティナ様の傍にいる方も、ティナ様が好きなのですね……」
2015/02/28 10:01

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