雪隠詰め | ナノ


▼ Setting


■猫[フィーライン/Feline]
 主な四つのグループの内の一つ。
 ネコ科の人化(ニンゲン化)出来る獣を総じて指す。

 人化すると猫耳、尻尾を持つ。
 猫耳、尻尾の色・柄は元の姿(獣化)の時の物と同じ。
 瞳孔が人間より細く、笑うと発達した八重歯が見える。

 気性は個々により差異があるが、気まぐれで神経質な者が多い。
 気性が荒めだが、甘える相手にはとことん甘える。が、算段高く自分を演じている事があるのでそれが素かどうかを見分けるのが難しい。

 身体が成熟すると年に一度発情期が訪れるようになる。発情期は一定期間が過ぎれば終わる。

 気が高ぶると尾が膨らみ、瞳孔が更に細くなる。牙と爪が伸びる等の変化がみられる。
 犬を快く思わない者が多い。

 個人差があるので性格の面では述べた性質と違う者も勿論いる。


□猫王[レオパルド/Leopard]
 猫を取り仕切る立場の者。
 翠の目を持っている事が必須条件。ネコ科で有れば種類は問わない。




■犬[ケイナイン/Canine]
 主な四つのグループの内の一つ。
 イヌ科の人化出来る獣を総じて指す。

 人化すると犬耳、尻尾を持つ。
 犬耳、尻尾の色・柄は元の姿の時の柄と同じ。
 瞳は人間と余り差異が無いが、笑うと発達した犬歯が見える。

 気性は個々により差異があるが、主に、温厚で誰彼構わず近寄り仲良くしようとするタイプと、逆に誰彼構わず近寄る者に威嚇する二タイプに分かれる。ただどちらとも、これぞという相手には(前者の場合はいつも以上に)服従に近い形で懐き甘える節がある。

 発情期は猫同様である。

 気が高ぶると爪と歯が伸びる。
 猫を快く思わない者が多い。

 個人差があるので性格の面では述べた性質と違う者も勿論いる。


□狗王[ウルフ/Wolf]
 犬を取り仕切る立場の者。紅の目を持っている事が必須条件。
 イヌ科であれば種類は問わないが、歴代紅の目を持って生まれるのが狼だけである為、狼のみが狗王となり続けている。




■鳥[バード/Bird]
 主な四つのグループの内の一つ。
 鳥類の人化出来る獣を総じて指す。

 人化すると一番人間に近い姿となる。
 しかし命に係わるくらい驚いた時に稀に肩甲骨あたりから翼が飛び出す事がある。ただ翼と言っても、元の姿の時のサイズと変わらない。
(人化した身体に合ったサイズの翼を出す事は大きな負担となり、また翼としても未成熟(=上手く飛ぶ事が出来ない)物になってしまう。自然に出来る事では無い)

 気性は個々により差異があるが、大概が穏やかな気質である。
 なので一番問題を起こさないグループでもある。

 発情期は他と同様だがパートナーがいない間は非常にに薄く、その関連の問題を起こす事も無い。が、パートナーを見つけ、発情期になるとその反動かのように激しい発情症状を起こす。

 気が高ぶると髪が僅かに逆立ち、爪が伸びる。

 個人差があるので性格の面では述べた性質と違う者も勿論いる。


□鳥王[ファウル/Fowl]
 鳥を取り仕切る立場の者。蒼の目を持っている事が必須条件。
 鳥類であれば種類は問わないが、猛禽系が王になる傾向にある。




■蛇[サーペント/Serpent]
 主な四つのグループの内の一つ。
 爬虫類(爬虫類と言っても、蛇が八割方占めている)の人化出来る獣を総じて指す。

 人化するとぱっと見は人間に近いが、良く見てみるとナイフで切り込みを入れたような細い瞳孔を持っている。
 舌も人間と異なり、先が二又に分かれている。
 犬歯が鋭く発達している。毒を持つ者は人化した状態でも毒が使用可能。

 気性は個々により差異があるが、冷徹、傲慢の気がある者が多い。執念深いので恨まれると相当長い間恨まれる。

 発情期は他と異なり脱皮を行った直後に訪れる。
 若い頃(12歳前後〜16歳前後)は年に二、三度訪れ、年を取るにつれて年一に一度、二年に一度に収まってくる。
 20を過ぎてから脱皮を行うと二、三歳若くなる。
 それも発情期の一週間前後を過ぎれば元の年齢に戻るが、これが理由なのか蛇の寿命は平均的に長い。

 気が高ぶると瞳の色が濃くなり、歯が鋭くなる。

 個人差があるので性格の面では述べた性質と違う者も勿論いる。


□蛇王[パイサン/Python]
 蛇を取り仕切る立場の者。金の目を持っている事が必須条件。
 爬虫類であれば種類は問わないが、身体能力的や数的に蛇系が王になる傾向にある。
 その中でも二つの血筋が有名で、互いにいがみ合っている。




■熊[ブリューイン/Bruin]
 最も数の少ないグループの内の一つ。
 クマ科の人化出来る獣を総じて指す。

 人化すると尾は無いが熊耳はある。色は元の姿の物と同色。
 犬・猫程ではないが犬歯が発達している。基本大柄な者が多い。

 気性は個々により差異があるが、基本穏やかな気質である。が、個人個人に『縄張り』を持っていて、それに下手に干渉されると手が付けられない程に怒り狂う。
 その為周囲に疎遠にされがちな存在でもある。

 発情期は犬・猫同様。

 気が高ぶると爪・牙が伸びる。

 個人差があるので性格の面では述べた性質と違う者も勿論いる。




■兎[ヘア/Hare]
 ウサギ科の人化出来る獣を総じて指す。

 人化すると尾・兎耳がある。色や柄は元の姿の物と同じ物。
 基本小柄な物が多いが、背の高い物もいる。

 気性は個々により差異があるが、寂しがり屋で心に傷を負っている物が多い。
 兎の発情期は犬・猫同様なのだが、回数が他に比べて非常に多い。その事絡みの問題を抱える事が多数ある。

 気が高ぶると毛が逆立つ。

 個人差があるので性格の面では述べた性質と違う者も勿論いる。



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