prologue ‐序章‐
『ラプンツェル、ラプンツェルや 髪をたらしておくれ』
身体の感覚を研ぎ澄ます。
五感を風に乗せる。
遠く 遠く 遠く
広く 広く 広く
「―――…見つけた!!!」
紺碧の目を見開いて立ち入り禁止のビルの屋上にいた存在はそこから飛び降りた。
求めていた存在の所まで馳せ参じるために。
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