創世記
種が土から芽吹く様にこの世界は芽吹いた。
芽吹いた世界は広く、広く、命と魔法に彩られ鮮やであった。
その中でも一際命が栄え、一際魔法が溢れた一際鮮やかな土地があった。
噎せ返る程の緑、肥えた土地、花は年中咲き誇り、澄んだ水が湧き泉を潤し、力を含んだ水晶が地から突出す。不思議な力に溢れる場所。
そこに生える木々は意思を持ち、その木で覆われたその土地は意思を持った森へとなった。
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