巫女 

・巫女 (みこ)

妖と人間の間に立つ仲介役。
主な役割は人間に害を成す妖を鎮め、または滅する事。妖の話を聴き、人間に非があるとした時には人間の方を改めさせる事も。
妖を受け入れ、癒しを与える力を受邪(じゅじゃ)。妖を拒み、滅する力を破邪(はじゃ)と呼び、その相反する力を持った存在を巫女と呼ぶ。

昔は長子の女児しか巫女として認ない仕来りだったが、150年程前から長子であれば男児でも巫女として認める事になった。
(巫(かんなぎ)とせず巫『女』としているのは昔の仕来りを残すため)

巫女の受邪は妖にとって癒しであるが、美味である証でもある。
故に身を鎧う破邪の力が巫女にとって必要不可欠。堕ちたモノの矛先が真っ先に向けられやすい為に争いが絶えない。
その争いに敗れ、妖に食われた巫女の数は数えきれないという。

巫女を輩出する一族として名高い一族は3つ。久遠一族はその内の一つである。
(残り2つは永久(とわ)一族、千古(せんこ)一族。)



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