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平古場と知念と皆(ギャグ)
平古場+知念(と皆)
部室にてプリント配布時
「はい」
木手が田仁志にプリントを渡す。
「ん」
田仁志が甲斐にプリントを渡す。
「ほらよ」
甲斐が平古場にプリントを渡す。
「知念」
平古場が知念にプリントを差し出す。
知念が受け取ろうとすると、プリントが逃げた。
「え……」
また受けとるように出てきたので受け取ろうとすると、逃げる。
「え、え?」
プリントを出して引いてをしていれば知念は困惑顔。
「凛君?」
平古場は同じ動作を繰り返す。
知念が何か自分は彼を怒らせる事をしただろうかと考え出す頃、
「こらやめなさい!」
木手が平古場を叱った。
平古場は唇を尖らせて知念にプリントを渡す。
「にふぇーでーびる」
自分が何かをして平古場の機嫌が悪いのだと考えた知念は平古場の意味の分からない行動を受けても「ありがとう」と言って、自分が平古場に何をしたのか悩んで気落ちしている。
いい加減見ていて知念が可哀想になってくる。
「平古場君、次それをやったらゴーヤー食わしますからね」
「えー!?」
「当たり前です」
「ちねーん」
「ぬー?」
「永四郎がいじめるー」
「先にいじめを始めたのは君でしょう!」
「知念!あれっていじめ!?」
「え?」
「わんは知念をからかっただけさぁ」
木手はまったく。と腕を組む。
知念はプリントから上げた顔で平古場を見ていた。
「からかったんぐぁー?」
「だって知念おろおろするやっしー。面白いさぁ」
「……そうかぁ、なら良い」
「ぬーやが?」
「何でもないどぅ」
どうやら知念の悩みは解消されたようだ。
〜戯言〜
ある日常の一コマ。
ネタ提供して下さった西さん、ありがとうございます。
知念は普段気弱なら良い。
試合とか、団体で自分が負けたら周りの足を引っ張っちゃう状況では気を強く持つし、負けそうになると焦ったりイライラしたりすると良い。
周りに迷惑をかけるのが凄く怖いんだよ。
だから少し冷たくされるだけで「俺は知らない内に悪いことをしたんだ」と思って何をしたか必死に記憶を探れば良い。
可愛いなぁ。
知念が 好 き だ !
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