※モロ語注意




我慢、できない。

合鍵を使って忍び込んだトキヤの家。
迷うことなくベッドルームに歩を進め、枕に顔を埋めた。

(はぁ、トキヤの匂い‥‥)

シャンプーの優しい香りがする。
抱き締められた時に首筋から香る、その甘い香りがここにある。

私は自然に、なんの躊躇いもなく、自分の服に手を掛けていた。
ブラジャーの上から胸を鷲掴みにしてぐにぐにと形を変えるように揉みしだく。
履いていたスカートもズルズルと膝まで下ろし、タイツとパンツも面倒なので一緒にずり下ろす。
外気に触れるアソコが疼いた。

トキヤと最後に会ったのは一ヶ月前、ロケから帰ってくるのは一週間後。
大人しくメールや電話で耐え忍んでいたけれど、もう我慢できない。
トキヤとキスしたい。
トキヤとエッチがしたい。
触って、舐めて、挿れて。
私のこと、めちゃくちゃに愛して。

「っんん、ああ、」

静かな部屋には私が自宅から持参したローターのバイブレーションだけが響く。
クリトリスにあてて、おまんこをクルクルとなぞると私の身体は単純に快感を拾った。
ブラジャーから溢れさせた自慢の大きめな胸は寒さからか乳首はピンっと立っていて、摘んだり引っ掻いたりすれば余裕無く鼻から甘い声が抜ける。

「ああ、っトキヤ、あん」

おまんこからはトロトロとエッチな汁が溢れる。
まだ指は挿れない。
ゆっくりじっくり焦らして、自慰で得られる最高の快感を求める。

うつ伏せになって、お尻を高く突き出す。
こうすると、片手で胸を揉みやすくなり、もう片方の手でおまんこを弄りやすいのだ。
膝がガクガクと笑い、その自分の痴態を想像して尚も興奮する。

このベッドシーツだけは汚さないようにしないと‥‥。

太股を伝うほどだらしなく溢れてくる汁を感じながらどこか冷静に思った。

「っく、はぁあんっ」

ぷくりと完全に勃ったクリトリスは赤く皮も剥けている。
そこにローターをそっと近づけ、ビリビリと痺れたところで離す。
そうして焦らし続けると、ちょっと大きな刺激を与えただけでイってしまいそう。

「ああっ、トキヤっ、っはぁん、」

気持ちいい。
おまんこが疼く。
挿れて欲しいよ。
トキヤのぶっとくてガチガチになったおちんちん、ココに挿れて欲しい‥‥!

「ああんっ、ときやぁ、っはあん」
「いつもそうして自分を慰めてるんですか?」
「っへ」

ローターのブブブッという音が空気も読めず鳴り続ける。

「早く帰って来たらこんなエッチな名前に会えるなんて、仕事を頑張った甲斐がありましたね」
「と、ときや、なんで‥‥」

必死で手繰り寄せたシーツに身を隠そうとするが、先にその腕を掴まれて静止させられた。

「頑張った、と言ったでしょう?これはご褒美か何かと思いましょうか」

切れ長の目を細めて笑ったトキヤ。
けれど、その瞳はギラギラと獣のように光っていた。

「さあ、脚を開いて」
「や、ちょっ、やだっ」
「やだ?人の部屋でオナニーしていた人が私に拒否ですか?」
「そ、そんなっ、」
「ふふ、こんなに濡らして‥‥。ローター、そんなに気持ち良かったんですか?」

仰向けにさせられて無理矢理M字に脚を開かれれば、先程まで垂れ流させていた汁がてらてらと光っているだろう。

「クリトリスもこんなに腫れさせて‥‥」
「っあん!やぁ、触らないで‥‥」
「どうして?」
「ひっ、い、イっちゃうから‥‥ぁん」
「そうですか‥‥。もっと乱れる貴方が見たいですね」

そう言って一度も触れていなかったおまんこの穴に指を一本ゆっくりと挿入した。

「はあぁ、あっ、トキヤ、」
「中、ドロドロですよ。熱い。どこまで焦らしプレイをして自分を苛めたらこんなになるんでしょう?」

ゆっくり抜き差しする中指。
ぐちゅ、ぐちゅ、っと濡れ濡れのおまんこがエッチな音を響かせる。

「ああ、はぁん、っひゃああっ」
「ここですか?」
「ああっ、なにそ、やああっ」

ある一点を突かれた途端全身に電気が走ったような掌撃。
にやりと笑ったトキヤは、そこばかりをつついたり擦ったり、私が嫌だと言うのに聞く耳を持ってくれない。

「やらっ、ときやあっ」
「嫌じゃないでしょう?ほら、素直に言いなさい」
「あっ、ああっ、きもちいっ、そこっきもちいよぉっ」
「ふふ、やらしいですね」

じゅぷじゅぷ音を鳴らして、いつの間にかトキヤの指は二本三本と増えていた。
膣内をバラバラに三本の指が蠢くと、イイところに掠めて腰がビクビクと跳ねる。

「そろそろこちらも弄りましょうか」
「へっ、や、あっあああっ」

指はそのままにトキヤはその綺麗な顔をおまんこに寄せて、舌で赤く膨れたクリトリスをつついた。
少し鎮まっていたソコがまたも敏感な所と化す。

「一緒やらっ!ダメだよおっ、イっちゃううっ」
「一度イきましょうか」
「やあああっ、はげしっ、ときやぁ!」

三本の指が高速ピストンをするのと同じくクリトリスが吸われそして歯をあてられる。
おまんことクリトリス、同時の刺激に私はもう限界だった。

「ひゃああっ、らめっ、イくっ、イっちゃ、っあああああっ」

プシュッ。

「おや、」
「や、なにっ、止まんな、」

そのままトキヤはおまんこを突き続けると、液体がピュッピュッと噴射する。
ようやく止まったところで、トキヤは私の頭を撫でて頬にキスを落とした。

「初めて潮吹きをしましたね」
「へ、」
「気持ち良かったということですよ」

トキヤがなんだか嬉しそうにするから、シーツがびちゃびちゃになってしまったけれどいいのかなって思った。

「‥‥さあ、続きをしましょうか」
「つづき?」
「貴方も、欲しいんでしょう?」

ベッドに膝立ちのトキヤがベルトに手を掛けた。
私は思わずゴクリと唾を飲み込む。

「‥‥欲しい」
「ふふ、名前はエッチですね」
「トキヤの、おちんちん、欲しいよ」

ジーンズを下げれば、パンツ越しにでも分かる肥大したトキヤのおちんちん。
私は引き寄せられるようにそこに顔を寄せ、パンツの上からそれを舐めた。

「んっ、名前、」
「っはぁ、トキヤのおちんちん、エッチな匂いするよぉ」
「直接嗅ぎたいですか?」

髪をさらりと撫でられる。
私は迷いもなくこくんと縦に頷いた。
トキヤはちょっと笑って、そのボクサーパンツをするりと膝まで下ろした。
皮が向けて天を仰いでいるトキヤのおちんちんはすごくエッチだ。

「っん、イイ匂い‥‥」
「舐めてくれます?」
「うん、‥‥ちゅう、ちゅ、」

亀頭を口に含んでもごもごと舌で転がせば、トキヤは気持ちよさげな声を控え目に上げる。

「そう、上手、ですね。もっと深く、咥えて‥‥」
「ん、‥‥‥‥ん、ん、」
「っは、イイですよ‥‥」

見上げれば目を細めてこちらを見下ろすトキヤと目が合った。
そのまま見つめ合ってフェラを続ける。

「ちゅうう、ん、んっ」
「‥‥もういいでしょう。ありがとう気持ち良かったです」

トキヤは私の顔を離させて、そして唇にちゅっとキスをしてくれた。
私はふにゃりと顔を綻ばせる。

「名前、うつ伏せになって」
「ふぇ、バック‥‥?」
「たまにはいいでしょう?正常位より気持ちいいですよ」

気持ちいい、と言われて素直に従う。
おまんこはもうずっとヒクヒクと疼いていて、汁は溢れたまま。
ずっと、トキヤのおちんちんを待っていた。

トキヤの両の手がお尻を左右に開いて、おまんこを見やすいように広げる。

「ヒクヒクしてますね‥‥」
「‥‥知ってるもん」
「私のが欲しいんですもんね」
「っうん、トキヤの、おちんちん、早く欲しいっ」
「ええ」

くちゅりとおまんこにあてがわれたトキヤの熱くて硬いおちんちん。
焦らすようにおまんこの穴をおちんちんで擦られると、私は無意識に腰をゆらゆらと揺らした。

「やだ、挿れてよぉ」
「ふふ、自分で腰を振ってお強請りですか?」
「んん、はやく、はやく、挿れて」
「仕方のない人ですね」
「っひゃあん!」

一気に差し込まれたガチガチのおちんちん。
いつもなら最初はゆっくりのストロークから始まるのに、いきなり奥をガツガツと突かれる。

「ひゃっ、ああっ、とき、やっあ!」
「熱くて、気持ちいですよ」
「おくっ、きもちいっ!おちんちん、きもちいよおっ!ああっ、そこっ、らめえっ」
「ここ、ですかっ」
「あううっ、イっちゃううっ、やらあっ!!」
「イってもいいんですよ?」

パチュンパチュンと肌と肌のぶつかる音とベッドが軋む音、二人の喘ぎ声。
ガクガクと腰が揺さぶられて私はもうすでに限界に達していた。

「もっと、奥も、気持ちいいですよ?」
「ひゃああああっ!!らめらめっ、子宮っ、入ってるううっ!」
「狭い、ですね」
「おちんちんっ、あうっ、トキヤのおちんちんっ!」
「本当に私のコレが、好きなんですね」
「あああっ、ときやっ、しんじゃううっきもちくて、らめえっ!」
「セックスで死ねるなんて、幸せですよ」

顔中に降ってくるキスの雨。
私はそれを甘受しながら、ラストスパートを迎えた。

「あああっ、も、イっちゃうよおおっ!!ときやっ、ときやっ、あっ、あっ、ひぅああああ―――――っ」

子宮をゴンゴン突かれたことによりナカをぎゅうっと締めて達した。
それによりトキヤも達したみたいで、ゴム越しに熱い精液が膣内に叩きつけられるのを感じた。









ふわふわとまどろむ意識の中、視界に映ったのはトキヤの背中だった。

「トキヤ‥‥?」
「お目覚めですか。痛いところはありませんか?」
「‥‥うん、平気」

本当は膣内がズキズキ痛むけど、これは幸せな痛みだからトキヤには内緒。

「今何時?」
「夜の七時です」
「ああ、大分寝ちゃったね」
「幸せそうな寝顔でしたよ。きっと私が帰ってきたので幸せな夢でも見ていたのでしょう」

冗談っぽく言うから私も冗談で「なにそれ、自己中!」なんて返したけど、きっとね、そうなんだと思う。

「‥‥あ、そうだ忘れてた」
「?」
「おかえり、トキヤ」
「‥‥‥‥ただいま、名前」

その一言でこんなに嬉しそうな顔をするトキヤ。
そんな些細なことで、私もすっごく幸せになれるよ。






セックスで死んでも、
‥‥また貴方と生きたい。




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