コトアールって2



円堂「風丸せんせー、講義って何を教えるんですか?」
風丸「そうだな……まず優先すべきは社会と道徳、あとは食われそうだったから保険体育もだな」
円堂「ちょ、風丸の保険体育!」
豪炎寺「是非とも手取り足取り腰取りご教授願いたいハァハァ」
風丸「俺が教える訳ないだろ? 社会道徳は久遠監督、保険体育は古株さんに頼むつもりだ」
円堂・豪炎寺(がっかり)
鬼道「何を期待していたか手に取るようにわかるな……」
豪炎寺「じゃあ何でわざわざ俺たちを呼んだんだ?」
風丸「豪炎寺の親は医者なんだろ? ならいろいろ知ってるかと思って」
円堂「俺は?」
風丸「円堂は本当に日本人か疑いたくなるくらい成績が悪いから一緒に教えてもらえ」
円堂「なんだよー! 保険体育なら成績良いぞ俺!」
風丸「それは体育の成績も込みだからだろ!」
鬼道「……なんでコイツが私立中学に入れたのか甚だ疑問なんだが」



ロココとウィンディを呼びました。
豪炎寺「で、ロココとウィンディは何をネタに誘拐されそうになってたんだ」
風丸「ケーキだ」
円堂「小学生かよ」
ウィンディ「だってケーキなんて次いつ食べれるかわかんないだろ!」
ロココ「ライオコット島に来て初めて食べた時、世の中にはこんな美味しい物があるんだって知ったよ」
鬼道「……」
風丸「でもな、知らない人に付いて行ったらダメって学校で教わっただろ?」
ウィンディ「学校ってなんだ?」
ロココ「あれだよ、ダイスケがいつかコトアールにも建てたいって言ってたやつ」
円堂「じいちゃん……!」
豪炎寺「やべっ、なんか泣けてきた色んな意味で」
鬼道「……(ぷるぷる)」
風丸「おい鬼道、どうしたんだよ」
鬼道「……ぶわっ!(泣)リトルギガントのメンバーを俺の屋敷に呼べ! ケーキでも何でも好きなだけ食わせてやる!」
ウィンディ「え、マジで?」
ロココ「わぁい! みんなに手紙出さなきゃ!」
円堂「いや電話! 電話あるから!」
豪炎寺「コトアールエリアって電気は繋がってるのか……?」



終わり

私の中でコトアールはめっちゃ田舎なイメージです。


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