[BASARA/三成]
「おい」
「なんだ三成」
「貴様が好きだ」
「そうか」
「すき」
「俺もだよ」
「愛している」
「そんな言葉どこで覚えてきたんだ」
「風来坊が」
「あの万年春頭か」
「おい」
「なんだ」
「愛して、る」
「…あぁ、俺も」
「俺も?」
「愛してる、よ」
愛を語らう[BASARA/政宗]
「政宗」
「……darling」
「雪だな」
「そうだな」
「まだ如月かぁ」
「まだまだ暖かくなんねぇな」
「あぁ、寒くないか」
「…寒くねぇ」
「そうか」
「…………………やっぱ寒い」
「なんだそれ」
「暖めてくれよ」
「はは、おいで」
「ん、」
「風邪引くなよ、honey」
「っ、darling…!!」
寄り添い合う[遙かなる時の中で4/葛城忍人]
「将軍さま」
「……」
「葛城将軍」
「………」
「忍人さーん」
「……………」
「ねぇ、返事くらいしてくださいよ」
「………黙れ」
「酷い、なぁ」
「貴様が悪いのだろう」
「教官に向かって、って?」
「…分かっているなら態度を改めたまえ」
「部下だけど、恋人でしょう?」
「………」
「はははっ、そんな睨まないでください」
「…貴様が場所を考えないからだ」
「こんな山の中、聞いてる奴なんていませんよ」
「…そんなの分からんだろう」
「心配性だなぁ」
「そういう事じゃない」
「…ねぇ、手をつなぎましょうか」
「……人の話を聞いてるのか」
「そう言いつつ、甘えたさん」
「………………うるさい」
「忍人さん、手ぇ温かいなぁ」
「…………君もな」
手を繋ぐ[夏目友人帳/田沼]
「2月かぁ」
「バレンタインだな」
「田沼はチョコ、期待できそうだな」
「…どうかな」
「多岐さん、くれるだろ?」
「あー…夏目のついでにな」
「俺も催促にいこうかな」
「ははっ、大丈夫、きっとくれるさ」
「そうかなぁ…」
「そうだよ。にしても、寒いな」
「そうだな。体調、悪くないか」
「最近は調子いいんだ」
「そっか、良かった」
「なぁ、今日うち寄っていかないか」
「良いのか?」
「父さんいないし、1人なんだ」
「そっか、じゃあお邪魔しようかな」
「ついでに泊まってくれるとありがたい」
「…甘えた田沼め」
「…いいだろ、別に」
「じゃあお邪魔するかな」
「…サンキュ」
「どういたしまし、て」
一緒に帰る[庭球/白石]
「チョコとかたこ焼きとかいろいろ考えたんやけどな」
「うん」
「やっぱお好み焼きも捨てられんやん?」
「うん」
「バレンタインやし、いっそ全部ってのもありかなーと思てん」
「…うん」
「だからな、全部混ぜてみた」
「……!?」
「白石クン特製スペシャルチョコたこお好み焼きや!」
「……………し、白石、流石にこれは」
「…………いややなぁ、ここは笑うとこやで」
「……ははははは」
「んじゃあ、はい」
「なに?」
「わぁざとらしく瞳をつぶってあげちゃう〜♪」
「………バレンタインデーキッス」
「そうそう。んー…」
「えっと、ありがと」
「んんっ」
「………白石、チョコの味」
キスをする[APH/日本]
「菊」
「おや、どうしました?」
「バレンタインだって」
「そうですね、もうそんな時期ですか」
「ついこの間、菊は年とったんだよね」
「ふふ、プレゼント、ありがとうございました」
「どういたしまして。似合って良かった」
「ありがとう」
「で、ね、これ」
「チョコと…薔薇、ですか?」
「バレンタインだからね」
「………なるほど、和洋折衷ですね」
「うん」
「ありがとう、本当に嬉しいです」
「これからもよろしくね」
「えぇ、こちらこそ」
花を贈る[BASARA/松永]
「久さん、チョコは?」
「…何故私が卿にやらねばならんのかね」
「え、だって久さん受でしょう?」
「黙りたまえ」
「うん、まぁ予想済みだから良いけど」
「…?」
「はい、久さんにチョコをプレゼントです」
「……何かね、そのボールは?」
「溶かしたチョコ。デコレーションして差し上げますよ?」
「っ、遠慮するっ…!」
「だぁめ。チョコ塗れの久さんを頂くんだもん」
「いい大人がもんなどというものではないよっ」
「ほら、逃げない」
「ぬ、脱がすなっ」
「はいチョコ塗れ〜」
「ひっ…!やめ……んっ」
「甘いね久さん」
「…ふっ……はぁっ…へ、ん、たいっ」
「ほめ言葉。…いただきます」
美味しく頂く
in 2011.02.14