メモ帳 | ナノ




食満姉ヒロイン(2013/09/29 21:38)

高校卒業後わけあって山の中の資料館に勤務することになってひとり山の中を歩いていたら足を滑らせてずざざざざどすーん!
見つけた建物「忍術学園」を、そういう名前の資料館だと思って小松田さんをなりきりさんだと思って学園長を館長さんだと思って「今日からお世話になります○○です」とご挨拶したら「知らんよ?」「え?」
二人で「あれ?」ってしてるとこには組の3人組が来てかくかくしかじかで異世界(忍たまの世界)ということを理解。原作知識はないけど子供のころにアニメ見てた記憶はある
とりあえず学園長先生のご厚意で学園に置いてもらえることになってくの一教室にお世話になる ただし、学園外に出るときは教師か上級生の監視付き
警戒されてるのも重々承知 怪しいんだから仕方ないよと諦めて翌日から食堂のお手伝い
3人組とはもう話しているのでは組はあっという間になついて、は組の委員会つながりで他の1年も懐く
1年からじわじわ浸透していく“お手伝いのお姉さん”
6年は長期実地実習とやらで学園にはいない 5年が「お手伝いのお姉さんとか怪しい…俺たちが警戒しなきゃ!」と基本毎日交代で監視 後輩がどんどん懐くからはらはらしてる
異世界での慣れない生活やひしひしと感じる監視の視線にだんだん神経擦り減っていくヒロイン
あるときひょんなことから5年との対立が表だって「俺たちはあなたを認めません!」宣言する5年生 「私だって」と言い返してみたけど疲れるばかり 最近は土井先生に胃薬を分けてもらうのが日課
5年生怖い 恐怖度は勘>豆腐>三郎>雷蔵>竹谷 あの目力やばいですbyヒロイン
お使い頼まれたけど先生方が忙しくて仕方なく竹谷とお買いもの ちょっと世間知らずで素で危なっかしいヒロインに竹谷はいらいらドキドキ
そうこうしてるうちに6年生がやっと実習から帰ってくる
食堂で働くヒロインにみんな興味津々 夕食ののったお盆を受け取ってヒロインを凝視する留三郎
「…………………ねえさん?」
「………?」
なにかびびっときてヒロインが昔神隠しに合った姉だと気付く食満 でもヒロインは覚えてない
「誰?」
「留三郎です俺弟!」
「知らん私異世界人!」
話を聞くと確かに時系列は一致する
でも思い出せなくてその後食満に猛アタック(弟的な意味で)されるヒロイン
6年生は食満の姉らしいということで監視対象というよりは観察対象
興味津々に絡んでくる そして絆される そうなると5年だけアウェイ
ヒロインも学園中と基本仲良しだけど5年生だけはぎくしゃく
ある日文次郎にシスコンとからかわれて喧嘩になったけど口げんかに勝てない留三郎
たまたま通りかかったヒロインが見かけて言われまくりで泣きそうになっている留三郎を見て反射的に「男のくせに泣かないの!またおとめちゃんって呼ばれるよ!」と怒る
食満「…ね、姉さんんんんんんんん!!!!!」
「……あれ?……とめ、さぶろ…?」
そして記憶戻る 本当に神隠しに合った食満の姉だったらしい
正体がわかったので正式に忍術学園に採用された
めちゃくちゃ敵視していた5年はもうおろおろ 相変わらずヒロインとの仲は修復されないまま、ある時ヒロインが消えた
ざわざわする後輩たちに半泣きでヒロインを探し回る5年生
何のことはない、食満の実家に帰ってました




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