メモ帳 | ナノ




リヴァイ逆トリ(中途半端)(2013/06/27 02:42)

知り合いの医者を呼んで点滴をしてもらうリヴァイin主人公のベッド
変なもん拾ってくんなよと怒られつつリヴァイの世話をする
目が覚めたリヴァイに手を貸してやりながら話を聞くとなんかおかしい
巨人とか立体起動装置とかよくわからない話で「こいつ頭おかしいんじゃねぇの?」と医者
まぁなんでもいいけどとりあえず回復するまではうちにいればいいよとのんきな主人公
結局そのまま居候することになる

何日かは仕事を休んでた主人公だけどある程度リヴァイが回復したのを見て会社に
1人家に残されたリヴァイはテレビで必死に情報収集する
結論、自分の世界とは別の世界に来てしまったらしい
パラレルワールドというやつのようだ
帰る方法もわからず、そのまま主人公の家で生活
まぁなんやかんやいろいろあって恋仲になるけどそこで元の世界に戻っちゃう
聞けば何か月も向こうで生活したはずなのに数日姿を消した程度だという
それでも心配して探し回ってくれていたらしい調査兵団のメンバーに内心ほろり
その後酒に酔うと姿を消していた間の話を少しずつハンジにこぼすリヴァイ
「……○○は、」と頻繁に出てくる同じ名前

リヴァイが消えたその後しばらくして、主人公はヨーロッパの会社に転勤になった
主人公の仕事はコンピューターウイルスの解析とかエンジニア系
赴任先の所長のエルヴィンさんに挨拶して配属部署に行ってみたら、あれ?
見たことのある顔が、数か月前に消えた恋人が「初めまして」と握手を求めてくる
思わずずいぶん下にあるその顔を凝視したら怪訝な顔をされてしまった
一緒にいて自己紹介をしてくれたハンジは、以前リヴァイの口から聞いたことのある名前だ

実は進撃メンツが転生していたりする
調査兵団は世界でも有数の会社 コンピューターウイルスとかサイバーテロと戦ってる
エレンたちはまだ学生 104期はみんな同じ高校に通っている
エレンとミカサは主人公が移り住んだヨーロッパ(ドイツとか)のアパートのお隣さん

恋人と再会したけどリヴァイはどうやらまったく覚えていないようで、まぁ当然か。と初めて会ったようにふるまい仕事に励む主人公
ちょくちょくハンジがちょっかいをかけてくるので、なんだろう?と思っていたらある日家に遊びに来よった

「………○○って、リヴァイを保護した人でしょう?」
「………え」
「酔うと時々リヴァイの話に上がってたからねー」

ゆるゆる飲みながら告げられたのはそんな言葉
実はハンジは前世の記憶があるようだ

「……リヴァイに、思い出してほしい?」
「…いや」
「あれ?いいの?」
「あぁ。前世がどんな凄絶な世界だったかはなんとなく想像がつく」
「………」
「せっかくこんな平和な世界に生まれて生きているんだ。…そんな辛い過去のことを思い出させる必要はないだろう」
「……ふーん、大人だね」
「はは、リヴァイが苦しむ姿を見たくないだけだよ」
「……愛してるんだねぇ」
「……そうかもね」
「でも、それじゃあリヴァイは○○と暮らしたことも思い出さないよ」
「構わない。また一からスタートするよ」

それからハンジに気に入られたらしくちょくちょく遊びに来るようになる(もっぱら目当ては日本から持ってきたテレビゲーム機だが)
リヴァイの扱い方は心得ているので順調に関係を築いていく



2013.06.27 追記




第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -