このシリーズには、いくつかお読みになる上で注意点があります。

【時間軸】

ギルティクラウン本編、ネオ･ロストクリスマスから百数年後の日本が舞台です。
具体的には、最終回後、ダリルくんもローワンさんも助からなかったことになっています。

また、転生した時間軸がバラバラなため、各々年齢がすげ替わっていたりします。詳細は下記を参照してください。


【お話の雰囲気】

ほんのりシリアス、でもまったり日常系を目指しています。
原作沿い連載【walk with..】と同ヒロインですが、今回彼女は前世でダリルくんとは何ら関係がなかったものとしています。
(分かりやすく言うと、嘘界さんに拾われローワンさんに面倒を見てもらった過程までは同じですが、ダリルくんとはあくまでただの同僚であり、お互いに無関心のまま死に別れた、というIf)

そして一番注意して頂きたいのが、今シリーズは前世でのローダリを前提としているため、同性愛の描写がうっすらと混在しています。
事実お付き合いしていたというよりは、両片想いで持ちつ持たれつの繊細な関係であったことを意識して頂ければ分かりやすいかと。

ぶっちゃけますと、ゴーストになった同性愛者ダリルが、ヒロインと過ごすにつれて惹かれていき、最終的に成仏するという見も蓋もない話です。
とてもマニアックなお話なので、どれくらいの方が読んでくださるかとびくびくしていますが、楽しんで頂ければ幸いです。


【キャラクター設定】

サーシェ:18歳。元CDショップ店員、現在はコンビニの夜勤と書店のアルバイトを掛け持ちして働くフリーター
ダリル:享年18歳(推定)。浮遊霊。生前の想い人を探している
嘘界:22歳。サーシェが働いていたCDショップの常連。��見える�＄l。
集:17歳。CDショップの学生バイト。サーシェと仲が良い。アーティストの楪いのりのファン
ローワン:24歳。書店でバイトする苦学生。サーシェのことが気になっている。
いのり:18歳。深夜帯のコンビニの常連客。実はサーシェの隣部屋に住んでいる

全員お話に出られるか、そもそも怪しいです。笑