追記



かんなちゃんの「掴みに行かなければキャッチできない」という言葉が、とても印象深かったです。
あれは勿論バトンのことであり、もち蔵からの気持ちや、もち蔵へのたまこ自身の気持ちであり。
バトンの大会と引っ掛けて、とても丁寧に想いのやり取りが描かれていましたね。京アニの真骨頂といいますか。

みどりちゃんのやるせない葛藤、吹っ切れるまでのもち蔵への気持ちなんかも胸に響くものがありました。

飛び石でのもち蔵の告白もそうですが、たまこが先行くもち蔵を追い越してまた戻る、というワンシーンがたまらなく好きでした。青春がぎゅっと詰め込まれていて。
将来を考えるもち蔵はたまこにとって追い掛ける存在であり、そしてもち蔵にとってたまこはきらきら輝く大好きな女の子。恋心に苛まれたもち蔵の足が止まって、そこへ戻るたまこの軽い足取り。
何もかもに涙がぽろり。CM見たときからあの川辺のシーンにはぐっとくるものがありましたが、いま思い出しても胸が痛い……。

二人の心の窓でもある向かいの部屋の窓が、閉じたままの状態で福さんが倒れること。幼い頃の思い出、またたまこがつらい時に迷いなく傍にいることを選んだこと。
もち蔵の愛の深さにクラクラです。どんだけ好きなんだ。窓開けらんないのに一緒に救急車乗るんだ。そしてたまこの手ともち蔵の手のアップ。うおおお。


たまこのこじらせた「風邪」も治って良かった良かった!
ただ、最後のみんなの成長の比喩に春風は安直すぎたかなぁとも思ったり。でも青臭い感じからするとあれで良かったのかも。

もち蔵の乙女みたいなリアクションが可愛かったですね。あと「風邪」こじらせてるたまこのぶっ壊れ気味も最高に可愛かった。笑


私に足りなかった青春の一欠片を分けてもらえたような心地です。今週のお稽古にも活かそうっと。


5/7 18:08

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