泥「いやいやいやいや!! マジかよ!? これマジかよ!?」 銀夜「…だが!! 不死身に死亡フラグは効かない!!」 泥「Σそうだ! 銀夜なら大丈夫だ!うん!!」 銀夜「…よっしゃ!! 見てて下さいよ俺の勇姿!!!!」 バタァンッ!! と、威勢のいい音を立て、押し入れを開け放った銀夜だったが… 銀夜「Σうぎゃァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァァァァアァ!!!!!!」 瞬時にデイダラの後ろへ隠れた。 そう、押し入れの中にいたのは… 蠍「世界って、早く滅ばねぇかな?」 バラバラになって、目からオイルを流すサソリ。 泥「Σにぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁあ!!!!!!」 銀夜「なんでバラバラなんだ馬鹿!!!!」 はい、そしてデイダラと銀夜で無理矢理サソリを組み立てました。 泥「…で。 旦那、どうしたんだ?うん?」 銀夜「サソリも泣くんだな…」 蠍「グスッ…泣いてねぇよ。 目からオイルが溢れただけだ…ズビィー!」 泥「鼻からもオイル垂れるんだな…」 銀夜「で! 早速なんだけどさ!? なんで夕美と喧嘩なんかしたんだ!?」 蠍「……………」 無言で、また押し入れの中に戻ろうとするサソリ。 銀夜「待て待て待て待て!」 泥「そんなトコで体育座りすんな!うん!」 銀夜「っつーかなんで師匠の部屋にいんだよ!!」 蠍「てめー… 今の俺を一人にしといたら、取り返しのつかねぇことになるぞ?」 銀夜・泥((…いや、どうなるんだよ)) 蠍「おい。 お前らちょっと聞きやがれ。 あと、協力しろ」 泥・銀夜「「…?」」 蠍「夕美に… 彼氏ができた」 銀夜・泥「「Σはァァァアァ!!!?」」 サソリが言うには今日夕美の部屋に行くと、何やら作業していたらしい。 そして、何してるか聞いてみても教えてくれなくて… 蠍「夕美が俺に何か隠したことなんてなかったのによ…」 銀夜「いや、隠し事くれぇするだろ?うん」 泥「夕美も年頃だぞ、うん」 蠍「知らねぇよ…寂しよ…隠し事なんてナシだろォ…」 ぶつぶつ言いながら、首を360度回し続けるサソリ。 銀夜「さっきからいちいち動きが気持ちわりぃよ…マジで」 蠍「ンで、隠し事といやァ彼氏だろ…」 泥「何故そうなった…」 蠍「あ〜あ… 夕美〜夕美〜夕美〜…」 銀夜・泥((ダメだ…こいつ病院行かなきゃ)) 蠍「で!! 仲直りがしたい!!」 銀夜「…頑張れ」 泥「うん。応援してる」 蠍「おいおい。 俺とお前らの仲だろ? 協力くらいしやがれ」 銀夜「…っつったってよ………」 泥「何すりゃいいんだ?」 蠍「簡単なことだ。 夕美の彼氏を殺せばいい」 銀夜・泥「「一人で頑張って下さい、うん」」 蠍「…分かった。 じゃ、夕美の彼氏を突き止めるだけでいい。 そっからは俺が殺る!!」 爆発師弟((だから! 一人でやれよ!! っつーか殺すな!!)) |