「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -


これはまだ、姉妹が暁でいた時の話。



夕美「先生なんかもう知らない!!」
蠍「あぁ!
俺だって知るか!!破門だ!破門!!」



なんと、あのラブラブ師弟が喧嘩した。



泥(…どうなってんだよ)

銀夜(…俺だって教えてほしいよ、マジで)

鮫(困りましたね…)

鼬(そういえばピアスさんはリーダーだろ?
何か知らないのか?)

ぺ(Σ知らないよ!!
というかイタチは俺がリーダーであることを忘れてたの!?)

小(役立たず…)

ぺ(………(泣))



リビングで広がる険悪なムードの中、自然と声のボリュームが最小になってしまうメンバー。

そして…


バタァンッ!!
という盛大な音を立て、サソリは部屋を出ていってしまった…

鼬(今だ!鮫!突撃!!)
鮫(Σ何故いつも私をチョイスするんですか!?)

銀夜(いや、別にペインをチョイスしてもいいけど、アイツ絶対しくじるだろ?)
ぺ(Σリーダーの威厳ってないの!?)

泥(しくじるの分かっててペインを送るか、可哀想なキャラだけど結構まともな鮫の旦那を送るか…だな。うん)
ぺ(Σペインはまともじゃないの!?)

小(よかったわね、鮫。ペインより扱いが上よ?)

鮫(………はぁ…(疲))


そして意を決し、鮫出陣!!



鮫「あの〜…夕美さん?」

夕美「………何?」

鮫「何かあったんですか…?」

夕美「…別に」



全員((あんだけ派手に喧嘩しといて『別に』じゃねぇだろ!!))

鮫「え〜…
サソリさん、追い掛けなくてもいいんですか?」

夕美「…知らない」


そのまま夕美もリビングを出、自分の部屋に入ってしまった。





泥「こりゃ…家族会議か?うん」

鼬「そうだな…」

銀夜「俺角都パピー読んでくる!」
小「確か盆栽に水やってたわ!」

銀夜「分かった!」

ぺ「夕美ちゃんとサソリ抜きか…」

鮫「そういえばゼツさんは?」
小「サソリと夕美の近くへ付かせたわ。
何か動きがあったら、すぐ分かるようにしてる」

鼬「流石姉御。
バカを支え続けているだけある」
ぺ「Σバカって僕!?」

銀夜「呼んできた!!」
角「お前ら、自分の席に座れ。
直ちに会議を開く」
泥・鼬・銀夜「「Σリーダー以上にリーダーだ!!」」
ぺ「Σペインの存在意味って何!?」


そして、みんな席についた。








そして一時間後…


角「なら、
『自分たちの事は自分たちで解決してもらう』
で、いいな?」

全員「「はーい!」」



なんとも普通な会議結果となった。








デイダラの部屋。

泥「疲れた〜、うん」

銀夜「ホント…勘弁してほしいな、うん」


デイダラの部屋で寝転がり、今日の愚痴を言い合う二人。
…だが。


ガタッ!!
爆発師弟「「Σ!!」」


押し入れの戸が…動いた。


泥「…えっ?」

銀夜「…これ、開けたら死亡フラグ立つヤツだよな?うん」

泥「…中には、髪を振り乱した白い服の女が………」
銀夜「こっちを見て、ニタリと笑っ…」
ガタッ!!
爆発師弟「「Σヒィィイ!!(((°Д°;)」」