□巡り方について



その@

基本は【世界の管理人】のフレイリの指示によって出向いている

主人公自身に世界を巡る力は存在するが、今はまだ不完全な為使用はしてなく、フレイリが主人公を飛ばしている。当初まだ主人公が【異界の万人】の自覚が少なかった頃、修行と課して勝手に飛ばしていた。ジャングルの中だったり辺鄙な場所だったり戦地だったりと様々に。なのでその当時の事を思い出すと大概主人公は「あの時本当に死ぬかと思った」と遠い目をして暫く現実に戻って来ない

力が不完全な為に、いつの間にか夢で巡っていたり穴から落ちたりしていた。不可抗力、しかしそれ故に己の気付かぬ内に様々な厄介事に巻き込まれていく。そうして無自覚に出会った者達に激重感情を持たせてしまうのも、また厄介事の一つかもしれない



そのA

主人公が拠点に置いている場所は、空間と空間に挟まれた謂わば【異界の狭間】と呼ばれる独立された世界がある。そこはフレイリが主人公の為に用意した世界でもあり、主人公の唯一の居場所であり、帰る場所。通称【箱庭の楽園】。世界から切り離された其処はよりどりみどりの花が咲き誇り、圧倒する程の豪邸が鎮座している

その暮らしている豪邸のドアにある水晶球の色が変わる度、ドアを開けると自分の敷地内以外の物が変わって違う世界になる

ハウルを想像して下さい
アレが敷地内分になります

【箱庭の楽園】はどの世界に移動しても共通して「世界屈指として有名な宝石店を経営する財閥グループの会長さんが住む豪邸」と設定される。ちなみに主人公はその養女であり、副社長として設定されている。世界が繋がる度に日々行われるパーティにうんざりしていたりしていなかったり






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