□聖性について



聖性とは、此処では主人公が持つ力の事を指す。名前の通り、「清らかで澱みが無く、聖なる力を秘めた絶対にして唯一の性質」を意味する

聖性は【異界の万人】にしかその力を宿す事が出来ない。また聖性はどの力よりも強い為に、力の源であり媒体でもある【異界の万人】でしか扱う事が出来ない。 影響力も強く、聖性に惹かれる存在が多ければ影響によって自滅していく存在も多い紙一重な力。中には【異界の万人】以外にも聖性の耐性を持ち力を宿す存在がいれば、【異界の万人】が放つ聖性を糧として生きる存在がいると言われている

主人公の胸元にある水晶体が聖性の源。水晶体がある事によって主人公の命を繋ぎ、糧となる。また水晶体は制御機能も備わっているので、他人に影響力を与えないように別の力に変換され、調整されている。時たま香る柑橘系の花の匂いは主人公の匂いだと思われがちだが、実は調整された聖性の名残の香りだったりする。故に聖性の力に惹かれる存在もいれば、花の匂いに誘われる存在も後を絶たない


‐聖性で関連する能力‐

【虚夢の偽】<ザルク・インジラム>
全てを拒絶し、全てを否定する事で全ての理を塗り替える、【異界の万人】だけが許される聖性

地球の重力を"否定"すれば重力関係なしに自由に宙を走り、相手からの攻撃を"拒絶"すればその攻撃は抹消される等、様々に使い勝手が良い能力。主人公はこの力を駆使しながら自身を守り、また(本人無自覚で)超人的な力や摩訶不思議な事を起こしている。この能力が発動されている時、一定以上の聖性が使用された場合は主人公の瞳が七色の色彩で輝きを放ち、胸元にある水晶体も淡く光を放つ

しかしこの力は場合によっては相手の"存在そのもの"さえも消してしまう、とても危険な能力でもある。それを避ける為にも水晶体が聖性の力(と主人公の精神の安定も)の制御を計っている







他にも様々な聖性や能力が使える為、種類は多種多様。だがあまりに膨大で強い聖性な為、暴走する場合がある



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