「Hey,美莉!」

「お、政宗」





日常を覗きましょう:政宗






「どうかした?…まさかまた学年トップを奪い返してみせるなんて、挑戦状を叩き付けに来たとか」

「Yes,of couse!!」

「あらー」







元学年トップだった政宗

美莉が転校して来て以来、見事その座を奪われ今でもその座を奪い返さんと情熱を燃やす







「次ってただの小テストじゃん!別に中間期末テストとか関係ないと思うけど」

「Ha!けどすぐにテストがあるじゃねーか」

「確かにそうだけど」

「だったらいいじゃねーか。You see?」

「あらあら。そもそもトップの座を奪われたからってそんなカッカカッカしなくてもいいじゃん」

「まぁな(即答」

「そんなあっさり…」

「分かってねーな、美莉は」

「?」

「ライバルが増えると、やる気が起きるんだよ」






不敵の笑みを浮かべる政宗







「つまり嬉しいって訳ね」

「さぁな。それは自分の頭で考えな」

「フフッ、はいはい。まぁ…私も、」

「A?」

「政宗みたいなライバルが出来て、俄然勉強に対するやる気が起きるよ?」



















「Ha!それは嬉しいんだろ?」

「さぁ?それは自分の頭で考えてね」

「言ってくれるじゃねーか。まぁ、美莉。覚悟しろよ」

「望むところ!」








実際のところその一点がトップの座になる瀬戸際な政宗と美莉の実力


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