このたびはレジェンドアルセウス編「願い事が叶う時」を読んでいただき、ありがとう御座います

今回のお話は単純に言いますと「ミリがアルセウスの手によって崩壊される予定の平行世界に行き、ヒスイの英雄として救い出すお話」となります。内容だけでも長編書けそうですが、今回は本編の箸休めでもありリハビリとして書かせていただきました。レジェンドアルセウス編…とてもうめぇ話でとてもサクサク書けちゃいました。執筆期間は一ヶ月、内容描写もちょっと変えてみた初めての試みでした。とても楽しく書けて莉麻はとても大満足で御座います

さて、ここから以下は今作の説明しきれなかったところを補足させていただきます



Q.ミリの性格がヤバいのは何故
ぶっちゃけると莉麻の暴走。本編では「戦闘はポケモンバトル」という縛りをかけていた為ミリがむちゃくちゃ戦える設定が生かせていないので、ここで爆発させてみました。共にサイトを運営する良き友人から「全てが…狂ってやがる……!」という御墨付きをもらえて莉麻とてもにっこりです

Q.何故ミリは無茶な方法ばかりで図鑑完成を目指していたか
答えは単純です。自分がいる世界に帰る為です。始めはすぐにかえれると思っていたら帰れないしアルセウスには夢枕で「全てのポケモンと出会え」なんていう鬼畜台詞吐くわマジで図鑑完成するまで帰れま10過ぎて。時が過ぎれば過ぎるほど「私の居場所はあそこ。皆が待っている。帰らないと」という気持ちでいっぱいでした。時間は有限です。元の世界での時差を懸念した上で無茶を承知で活動していました。書いていて莉麻も「こいつはやべーやつ」と戦慄していました

Q.ミリはデンボク達コトブキ村のしてきた自身の仕打ちに関してどう思っているか
正直どうでもいい。始めは「どいつもこいつもこういう判断しやがって」とイラおこしていましたがそれだけです。もう帰りたいという気持ちがあったのでその程度の障害なんてあってないものでした。デンボクの事も特に何も思っていません。デンボク達が深読みし過ぎただけです

Q.バグフーンは色違い?
色違いです。ラベン博士は知らなかった設定です

Q.何故名前を付けなかったか
自分は余所者、いつか帰ってしまう人間に名前をつけてしまったら後に辛い思いをさせてしまうだろうと危惧した為。その分、溢れるほどの愛情を注ぎまくりました

Q.ウォロをプロレス技かけたのは何故
愛ゆえにウォロをボコボコにしたくて、と莉麻は供述している

Q.ウォロを浄化させた方法は?
プロレス技です
筋肉は全てを解決するのです。嘘です。プロレス技は本当です。あの時ウォロを見送っていたらマジでアルセウスを諦めずに野心マシマシでいつか先の未来で世界を滅ぼす結果になっていたでしょう

Q.ウォロが急にミリに告白したのは何故。罵倒も何故。元々好きだったのか?
全ては釣り橋効果のせいです。釣り橋効果のせいでミリに対してめちゃくちゃドキドキしたし、ポケモンバトルでめちゃくちゃドキドキしたし、自分を庇ったミリにドキドキしたりトリプルコンボを決められた。「ワタクシ…もしかしてこの余所者が、好きなのか…!?」となって勢いで告白。早まったウォロ。罵倒したのはプライドクソ高故に自分の告白に答えなかったミリに信じられない気持ちで出た言葉が罵倒だった。しかもこどもが言う感じで。情緒はバブちゃんだから仕方無いね…

Q.古代シンオウ人とか旧カミナギの民とか色々出ているけどコギトとウォロはどういう立ちポジション?
色々ネットで考察が出ておりますのでそこで参考にさせていただきました。ひとまず二人はかなりの長寿種設定となります。具体的なところは詳しく掘り下げる予定は今のところはないので、あとはフィーリングで見ていただけたら…嬉しいなぁ…

Q.シロナとコギトとウォロの関係性は?
シロナはコギトの子孫です。そしてシロナの代では加護が切れて普通の人間設定です。シロナはウォロの事を大伯父様と呼んでいますが、本来の位置は「族大伯父」となります。もっと言うと血縁関係はなく、ウォロはコギトの養子としてヒスイの時代を過ごしていました。そしてシロナはミリ達に言っていないだけで、ウォロが遠縁のちょっとわけありの人種だと察しています

Q.セキとカイの情緒どうした?
憐れにも限界オタクになってもらいました。もし現代に二人がいたら多分めちゃくちゃ推しまくってはミリのおっかけになっていたんじゃないですかね(すっとぼけ

Q.デンボクとミリは最後は仲直りしたのか
仲直りというか元々ミリはデンボクに対して何も思っていなかったのでデンボクの二度目の土下座にはどえらい驚きました

Q.アルセウスが俗語を言っていたのは何故
書きたかったからアルセウスには犠牲になってもらいました(アルカイックスマイル)。嘘です。神様だからたくさんの世界の知識や流行など御茶の子さいさい、けど実際に口に出すのは初めてでつい口にポロっと出た感じです。アルセウスも俗語も言いたいよネ☆

Q.アルセウスは本編でもまた出てくる?
残念ですが出てきません

Q.石碑を建てる際にミリの記憶が残っているのは誰だったのか
テル、ラベン博士、シマボシ、デンボク、セキ、カイ、コギト、ウォロ。各団のキャプテン達とムベとギンナンも記憶は残っていました。けれど莉麻の語彙力の問題で断念しました。本当にゴメン

Q.ノボリはどうなるの?帰れた?
この話ではノボリは現代で事故を起こされ昏睡状態の中で意識だけこっちに飛んでしまったという都合のいい設定にしてあります。掘り下げれたらよかったんですが、ウォロをボコボコにしたいのと話数のせいで断念しました。ミリの記憶喪失後、彼はヒスイでの役目を終わらせた後に現代に帰ります。夢オチってやつです。ミリと現代で再会出来るといいね

Q.バグフーンはずっと石碑にいたのか
ずっといました。始めはコトブキ村に帰っていましたが、唯一の仲間達であるミリの記憶が喪失されると同時にミリの手持ちとしての証明がされず、何故かよくわからないけど住み着いているポケモンという扱いにされてしまい、居心地が悪く村を去っています

Q.バグフーンはミリと再会は出来たのか
結果的に出来ています。ゴーストタイプという利点もあり霊魂として残っていたバグフーンは石碑に訪れたミリに会えて満足した事で成仏しました。そしてミリは成仏していくバグフーンには気付いていません。二人はこういう形での再会の方がいいと思っています

Q.ウォロはミリのいる現代ではどういう人なのか
シロナの住むカンナギタウンのカンナギ博物館の理事長しています。永遠に名前の変わらない理事長として有名です。理事長はウォロ、館長はシロナのおばあちゃんことカラシナ博士でカンナギ博物館館長です。ちなみにカラシナ博士の寿命は同年代と比べたらほんの少し長い方です。理事長とはいえ基本はもう立場を退いているので自由に余生を過ごしています。絶賛徘徊中です

Q.あれからウォロはミリの事をどう思っているのか
拗れています。釣り橋効果がずっと効いていて拗れています。長い年月をかけて錯覚が本心に変わってしまいました。可哀相に。ずっと永遠独身で、ミリが生まれてくるだろう時代を数少ない会話の中で予測し、待ちわびていました。見つけたら絶対にバトルに勝ってミリを貰い受ける事しか見えていません。年の差を考えろ。アルセウスの事は勿論諦めていませんが拗れまくった事でベクトルがアルセウスからミリに移動しています。やべー男誕生である。このまま再会した後は元気よくミリをつけまわしてはバトルを挑みまくって負けては地団太を踏みつつまたストーカーをする負のループに入ります。だめだこいつなんとかしないと…




ひとまずここまでにします。またもしもうちょっとこのキャラとはどうなのかというご質問があったらこのページか、日記の方で追加していきたいと思います

またこのお話は本編とリンク出来るようにしてあります。といっても本編の方でヒスイ地方とかウォロが突然出てくるのではなく、アルセウス編の設定を生かして様々な可能性を入れていこうと考えています。アルセウスが言っていた「平行世界が本編の軸に吸収されて一本の時間軸になっていく」そんな感じに。もっと分かりやすく言うと「メガシンカがない世界の本編に、メガシンカのある世界が浸透していく」みたいな。こっちの方が分かりやすいですね。今後どうなっていくかは分かりませんが、今後の展開をお楽しみにして頂けたら嬉しいです


ここまで読んでいただき、ありがとうございました

2022/12/31 莉麻


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