「お姉様、ちょっといいかしら」

「ん?」




ガシッ




「…、ブルー?」

「(流石お姉様…ウエスト細く、足が長い…もはや八頭身、モデル並…けれどお尻は安産型…胸は)」

「…Σひッ!?ちょ、ブルー!何処触っているの!」

「あらやだ、お姉様今の言葉エロいわよ!やっぱりお姉様って胸しっかりあるのね!この感触、カップはズバリ「仕返しだブルー!」…ってキャー!」





「…グリーン、」

「たえろレッド。ガン見するな。背中を向けろ。そしてお前はその鼻血をなんとかしろ」




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結局レン襲撃事件(?)は未遂に終わり、時間は大体世間でいうお昼ご飯タイム。かなりこの子達家にたむろしているが話は全然つかなくて、いつの間にか時間だけが過ぎていく。お昼の時間だから(しょうがないから←)オムライスを作ってあげた。上手くいった、好評だった

てか、この子達はこの時間までいて大丈夫なのかしら。それにそろそろバッチ取りに行きた(ry





「ミリ、バッチは後いくつで七つ揃うんだ?」





食事を終わり、食休みをしていたグリーンが挑戦的な目で口を開く

ジムリーダーとして気になるんだろう。私はニヤリと笑ってバッチケースをグリーンに見せれば、そこには七つのバッチがキラリと輝く





「後一つ、グレンジムリーダーのカツラさんと戦って勝てば七つ揃うよ。そしたら次はグリーン。…楽しみに待っていてね」

「フッ…あぁ、待っている」





グリーンの目を見ると本当に私とのバトルを心待ちにしてくれているのがひしひしと分かる

私は微笑みながらバッチケースの蓋を閉じる。あのツルンなカツラさんに勝てば、グリーンとの対戦。グリーンに勝てば、全部揃う

早く見てみたいものだよ





「お姉様、グリーン。その時になったら是非私を呼んでよね。お姉様の勇姿、この目で拝見しないと!ナナシマからすっ飛んで行くわ」

「もちろん、私の勝つ姿を是非その目で見届けてねブルー」

「そう簡単には勝たせないぞ」

「ミリ、グリーンと戦って勝ったら次は俺だからな!」

「だからどうしてお前は俺が負ける前提で話すんだ…」

「あはは、分かってるってレッド。グリーンを倒したら是非挑戦受けてね」

「あぁ!」

「ブルーはミリと戦うのか?」

「私は遠慮しとくわ。お姉様とバトル、なーんか想像出来ないのよね〜。私はお姉様のアドバイザーって感じでお手伝いするわ!」

「お、それは有り難いね。二人の弱点とか色々教えてよ。なんかあった時の為に」

「どんな時だ」

「そうね!何かあった時のためにね!」

「いやだからどんな時!?」





むっふっふ〜

なんか楽しみになってきたぞ!

最後のジム戦で、挑戦者の私にリーダーのグリーン。私を応援してくれるレッドとブルー。…ヤバいね無様な戦いは出来なくなってくるよ。コロシアム以来かも、ジム戦で他人に応援されるのは…

あ、そういえば





「ブルーの台詞で思い出した。グリーンと戦う時、レンも呼んでくれって言っていたからきっと会えるかもね。レンに」

「「!?」」

「あら!それ本当!?その時は絶対にカメラ持って納めないとね!ホホホ、お姉様絶対に呼んでね!」

「はいはい」

「レッド、奴はお前に任せる。再起不能まで叩き潰してやれ」

「あぁ、任せろ!」

「だからやめなさいって」







どんだけ嫌っているんよ…






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