「(いやぁ〜、あの小さなレッド可愛かったなぁ〜ミニマムだったなぁ〜可愛かったなぁうへへへへ。ニョロモもすっごく可愛かったし〜、将来化けるね〜ってもう化けてるか。萌をくれるなら色んな奴等ドンと来いだよ!)」


「お、タマムシティ到着だな」





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初めて見たタマムシティは予想していたより結構ビルが建ち並んでいて、いかにも都会って感じがした。でも所狭しと道にならぶ様に咲く花達を見ると、タマムシティらしいなと思ってしまう

そして私達はというと、ポケモンセンターでちょっと遅い昼ご飯にありつけていた。本当は早くに着く予定だったが、理由は至ってシンプル。私と戦いたいが為にやってきたトレーナーと戦って来たからだ。ここら辺はやっぱり都会に近い事からトレーナーはざっくざくで、普通に戦ったり、レンがいるからとダブルバトルにもなったりした。まぁ勿論、圧勝全勝イイ感じ!ってね。つい熱くなってしまったのか時間は正午を過ぎていて、互いの腹の音がなった時はあれは大爆笑した





「へぇ、噂通り結構都会なんだね〜。何々…地図ではあっちにデパートこっちにゲームコーナー…ふむふむ、よりどりみどりですねぇレンさん」

「そうだな。ここは結構都会だし、デパートはかなりの品揃えがいいからな。確かチラシで今ポケモンフードが安いらしいぜ」

「本当?丁度良かった、今切らしていたんだ。よし、後で買いに行こう」





ポケモンフード、アレって意外に高いからね。まぁ金に困ってはいないから別に良いけど、安い方が沢山買えるからね

ペラペラとタマムシティのガイドブック(貰った)を見て迷わない様に地図を覚える私。迷いたくないからね、うん。レンを盗み見ればレンも自分のバックをガサガサとあさって買う物を確認しているみたいだ。この後レンはデパートに行ってすぐに此所を出るから、色々確認は大切だからね

……しかし、なんだろう

タマムシティに着いてから、偉い視線が痛い様な…(二人は美女美青年だから



まぁいいや←





「ミリ、お前はしばらく此所に滞在か?」

「えぇ、しばらくは観光巡りもかねてね。ジムにも挑戦したいし。レンはこのままデパートに行った後行くんだよね?」

「あぁ。コイツに関する事をな」




チラッと見せたのはナツメから貰った写真




「あの二人も協力をしてくれるらしいからな。調べやすくなったぜ」

「私も何か聞いたらレンに連絡を入れるよ」

「あぁ、頼むぜ」





そう言ってレンはコーヒーを一口含める。私も頼んでおいた紅茶を一口入れる

しばらくはこうしてレンとのんびり過ごす事は出来ないから、それも含めゆっくりと噛み締める。カチャッと互いがカップを置けば中は空っぽで、私達は同時に立ち上がった





「行くか」

「えぇ、行こう」





私達はセンターから出て、人でごったにするデパートへ向かった








色んな人がキャーキャー騒いでいた






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