「レッドー、ミリがドレスを着た写真あるんだけどさぁ、…見たい?」 『見たい!欲しい!』 『Σレッド兄さん!?』 「…何してんだろ」 ――――――― ――――― ――― ― 目が覚めたらまだピンクが白亜と黒恋と一緒に紛れて寝ていた 「…何故紛れとる」 ピンクは寄り添って寝ている二匹になんのためらい&違和感無く一緒にくるまって寝ていた。白と黒のモノクロにピンクがいきなり映えた様な感じで、見ているこっちが違和感だらけだ 布団に潜ったまま腕を伸ばし、つんつんとピンクの尻尾を突っつく …あ、尻尾がピクピク動いた 次にピンクの背中を触ってみる …気持ちがいい 「…」 「あ、蒼華。おはよう」 目が覚めて起き上がった蒼華がベッドの中にいる私の元へ歩み寄ってくる 私は上半身を起こして蒼華の頬を撫でる。ピンクの存在に気付いた蒼華は「なんだアレは」と言いたい様な目を私に向けてきた …うん、私に聞かれても困る 「…」 「蒼華も触りなよ。撫で具合が気持ち良いよ」 「…」 つんつん、と今度は白亜の鼻を触る …気持ち良さそうな顔をしちゃってこの子は 「どうしようかなぁ」 「…」 「この際捕まえてみるのもアリだよねー。だってミュウだし、ピンクだし、可愛いしピンクだしピンクだし」 「…」 「ま、そんな冗談はさておき。とりあえず起きますか」 私はのそのそとベッドから起き出した → |