「ミリさーん!」

「…あ、コジロウさん!」




第二回目の試合が終わり、次の試合に臨む為またジョーイさんに回復をお願いし白亜と黒恋を預けて一人待合室で映像に映っている他のトレーナーの試合を見ていた時、私は声を掛けられた

振り向けば、先程出会ったコジロウだった。手を振ってやってくるコジロウの後ろには―――見た事のある人物達がいた





「仕事お疲れ様です」

「いやいや、そっちこそバトルお疲れ様ですよ。凄い試合でしたよ!」

「フフッ、ありがとうございます」

「//////」





あのコジロウが敬語ってなんか新鮮←今更

あはは、うふふと二人で仲良く笑いあっていたら、後ろにいた人達がコジロウをど突く






「ちょっとちょっとコジロウ!アタシ達にも紹介しなさいよ!」

「コジロウだけ良い思いはずるいにゃ!」





おぉ、出た!

ムサシとニャース!

ちょっとムサシって美人じゃん!眩しい!美人!!実際に見るムサシの髪型はびっくりするくらい異常だ!あんな髪型維持するなんて凄いね!←

ニャースなんて二足歩行ちゃんとしてるし!すっげー!さっきバトルしたニャース見たけど四足歩行だったよちょっと!(軽く興奮






「いってーよムサシ!分かってるってちゃんと紹介するから!


 ミリさん、俺の仲間でムサシとニャースだ」

「アンタがミリって子ね!アタシはムサシ、よろしく!」

「みゃーはニャースだにゃ!よろしくにゃ!」

「はじめまして、ムサシさん、ニャース。私はミリと言います。よろしくお願いします」

「ムサシさんだなんてそんなかたっ苦しくしないで、ムサシでいいわよ。後敬語もいらないわ」

「ムサシ、だね?改めてよろしくね」






ムサシ、ニャースそれぞれに握手をする

まさかこの二人にまで出会えた事が嬉しくってニコッと笑ったら、ムサシとニャースは顔を真っ赤にした。何故





「…はーん!なるほど。アンタ、モテるでしょ?」

「も、モテ…?」

「あらやだ、無自覚?しょうがないわね、今度お姉さんがアンタにみっちり教え込んであげるわ!」

「ちょ、やめろよムサシ!ミリさんがびっくりするだろ!」





鼻息が荒いです、おねーさん





「フフッ、仲が良いですね」

「いつもの事にゃ」

「君は他のニャースとは違うみたいだね」

「当たり前にゃ!他のみゃー達と一緒にされると困るにゃ!」

「そっかそっか(なでなで」

「ごろにゃ〜♪」





知っているぞニャース

君は好きな子に振り向いて貰うが為に人間になろうと努力したんだよね。でも「喋るニャースは気持ち悪い」と言われちゃってグレてロケット団に入ったんだよね←






「でもそれは凄いよ」

「?」

「君は相当の努力をしたんだろうね。私には分かるよ、ニャース」

「!…み、みゃーは天才だからにゃ!出来て当たり前にゃ!////」

「はいはい、そういう事にしておくよ(なでなで」

「ごろにゃ〜♪」

「あ!ニャースずるいぞ一人だけ!ミリさんから離れろニャース!」

「嫌にゃ!これはみゃーだけの特権にゃ!」

「なにぉう!?」

「アンタ達、ミリがびっくりするでしょー(見てて面白いけど」

「あはは」









なんかもう、この人達本当にロケット団か?って思っちゃうよ←






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