「お、帰って来たな。無事ピカチュウが見つかって良かったな」

「…………(ボー」

「…サトシ?」

「ピカピ?」




「綺麗な人だったなぁ…」




「一体何があったんだ」

「さぁ…?」





―――――――
―――――
―――
――







『さてさてさて!A、Bブロックの第一ステージは無事終わり、第二ステージに入ります!』






コロシアムの場内、バトルフィールドにある大きな映像にある一つの映像が映し出される

それはトーナメント表で、AとBブロックにそれぞれの挑戦者の名前と顔がが載っている






『挑戦者達の白熱した戦いで勝利をつかんだのは、この人達だーー!』






映像に映っている挑戦者の顔写真の内、敗者になった人の顔写真に影がかかる。勝者になった人には赤い線が走った

赤い線が交えた所が次の対戦する挑戦者を示し、顔写真が上に移動して分かりやすく表示された





『さてさてさて!まだまだ試合は終わりませんよ!それではこれより第二ステージを始めます!挑戦者の方は速やかにご登場下さい!』






大きな歓声が、コロシアムを包み込んだ

















「ふーん、次の対戦は女の子かぁー。なかなか可愛い子じゃんね」

「頑張って下さいね、ミリさん」

「はい、勿論です」






場内にあるスクリーンに映っているトーナメント表の前で、私はオツキミヤマのセンター担当のジョーイさん(ややこしい)と一緒にいた

どうやらジョーイさんはこのコロシアムでポケモンの回復をしてくれるらしく、次の試合に望める様にしてくれるみたいで、私は遠慮なく白亜と黒恋のボールを渡した

あ、もちろんトレーナーカード見せたら態度が一辺しましたよ(笑






「何時ぐらいで回復しますか?」

「試合を見させて貰いましたけど、それほど傷を負って無い所を考えればすぐに終わりますよ」

「ならよかったです」

「少しの間、色々見回ってもいいかもしれませんよ。色々交流なんかも楽しいですし」






確かに色々な人と交流を深めれば色んな情報とか手に入れられるかもしれない

そしてさっき出会ったサトシとピカチュウとまた話す機会があるかもしれないし、ちょっとぶらりとしてきましょうかね






「そうですね。では時間が来たらまたこちらに伺います」

「はい、いってらっしゃい」








しばらく個人行動になりそうだ






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