「うほぃマジですか」





私は目の前のバトルを見て、驚きの声を上げた








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白亜と黒恋のイーブイを捕まえた私はさっそく二匹を出して一緒に町へと向かった


最初は二匹とも歩いていたが、私の歩幅と違って大変そうだったから抱き上げたらなんか知らないが白亜が私の腕の中で黒恋が頭の上が気に入ったらしい

頭の上では黒恋がキャッキャと尻尾を振りながら景色を楽しんでいて(身長が高いかいつもは見れない景色を堪能しているみたい)、腕の中にいる白亜は気持ちがいいのか軽く夢の世界に行っている(目がトローンって


ちなみにイーブイの平均体重って大体6.5キロあるけど、まだまだいける!!(合計13キロ

けど少し動きずらいが可愛いから許す☆







「黒恋ー?眺めはよいかーい?」

「ブイブイ!!」

「そうかそうか〜。白亜〜、おねんねはまだだよ〜」

「ブイ〜…」






そんな呑気に散歩気分な私達は町のポケモンセンターに向かっていた


ゲームだとただポケモンを回復させるだけだったが、アニメとポケスペは泊れるらしい。まずはそこに向かって地方と町を調べようと思ったわけだが…

さっきのグラエナを見た時点で、ここはホウエン地方に違いない

何せグラエナは元々ルビーやサファイアからしか出てこない。地方が地方だから、と私は考えていた

まぁ、あの二匹がトレーナの手持ちだったら考えは変わるけど、私から見てあのグラエナは野生のポケモンだと思うし(きっとあのグラエナは兄弟だ



のんびりと旅(みたいな?)を楽しんでいたら、道にポケモンが現れた(どんな感じに出てきたといえば、普通にのっそりと現れた






「うぉう、ゲームだね」





私は笑う

二匹のイーブイはそんな私を見て頭を傾げる




ポケモンは二匹のヘラクロスだった

必然的にダブルスとなるが、タイプ的にはある意味こっちが不利だ(なにせ相手は虫に格闘タイプだから


んじゃ私の出番かな、とどっかの世界で習得したチャクラを煉ろうと思った瞬間、ふと私の体が軽くなった



私の腕にいた白亜、頭の上にいた黒恋が自信満々に前に出た







「君達…」






私は二匹を見る

二匹は私の指示を待っている



ヘラクロス達を見る

ヘラクロス達はいつでも来い!的にな感じで待ち構えていた







「……大丈夫なんだね?」





私が言うと、二匹はコクリと頷いた


私はニヤリと笑った







「それじゃ実力を見して貰おうか





白亜!黒恋!Let's Dancing like the butterfly!!!」





私は叫んだ



その声で、勝負は始まった







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