「………(゜゜」 「…ん?何だよミリ。俺の顔に何かついてんのか?」 「………ん〜…(゜゜」 「…?何だ舞姫、今度は俺か?」 「………ん〜〜〜…(-"-;)」 「そんなに見つめるとキスすんぞ」 「それはヤメロ」 「(………わっかんねぇぇ…)!!」 イブキから見せてもらった雑誌が頭からちらついて離れないミリであった (さぁ二人は何時気付くのか) ――――――― ――――― ――― ― 「レーン」 「駄目だ」 「レーンー」 「駄目だ駄目だ」 「…レーンーちゃぁああん!」 「大人しくしやがれ病人が!!」 バッチコーン☆ 「…うぅ、酷い…さっき以上に脳天に響いた…」 「当たり前だ。そのつもりでやったんだからな」 「お前ら一体何してんだ…」 こんにちは、ミリです 現在レンの強烈なでこピンに一発ケーオーして惜しくも撃沈に追い込まれてしまいました、ミリです 「うぅ…ただ私は皆と一緒にお散歩でもしようとしただけなのに…チクショウ、魔王みたいに私の前に立ち塞がりやがって…もうヤダセンターから出たいゴウキさん、レンをぶっ飛ばしてでもなんでも良いから何とかしてください。いや、もう助けて下さい」 「…魔王とはえらいけったいな言い方だなオイ。…さぁて、ミリ。思い出せ。お前にさっきっから言ってんだろ?何度同じ台詞を言わせんなよ 熱が38℃以上軽々と越えてる病人を易々そこら辺にほっぽり出せれるかこの馬鹿野郎ォオッ!」 「出してぇええええ!此処から出してぇええええ!!」 「……………(汗」 そう、ご存じの通り 私現在進行形で、寝込んでます 「…白皇、舞姫は大丈夫なのか?」 「これが大丈夫に見えたらお前の目を真っ先に疑うぜゴウキ」 「それもそうだな」 「白亜ぁあああ!黒恋んんん!そろそろこんな場所トンズラするよ!てかもう破壊してしまおう!」 「「Σブイブイ!?」」 「…見ての通り、このザマだ。病人生活が嫌になってとうとう自我放棄しようとしてやがる」 「……ここ最近熱が下がっていなかったが…まさか舞姫がここまで壊れるとは想像つかなかったな」 「無理し過ぎ、にしちゃ結構休んでいたから体調に関してはまだ良い方かもしれねーが…熱が続いている所を見ると、元々身体が弱かったせいか、やっぱりまだ身体が無理をしているかどっちかだな」 「蒼華ぁあああ!私を背に乗せて!刹那ぁあああ!私達の回りにバリアーを!時杜ぉおおお!そのまま空間開いてトンズラかますぜチクショォォオオ!!」 「…」 《主、正気に戻ってくれ》 《ミリ様…それは流石に…》 「解熱剤を飲んでも、か…。舞姫には悪いが、暫くまた此処で安静にしないといけないな。フスベシティは標高が高く、近くには氷山がある。安易に外に出ては寒さに余計身体に負担をかけてしまう」 「だな。…ミリが此処に止どまってくれているお蔭で"記憶の光の欠片"を捜す時間もある訳だし、もうしばらくはミリに我慢してもらわねーと、な さて…」 「いいもん!皆がその気が無かったら私一人だけ行くもんね「病人は大人しく布団に入りやがれ!!」…グフッ!?や、ちょ…っ、いやぁああ布団に連れて行かないでぇええええ!離してぇええええ!」 「馬鹿野郎!風邪が悪化したら元も子もねーぞ!早く復活したかったらさっさと治せ!皆が心配してんだぞ!?」 「ふ、ふふふふ…!心配ですって!?この私に心配!?ノープログレムノーセンキュー!元気ピンピンな私に心配なんて言葉関係ナッシングさ!」 「ミリ、お前もう脳の思考大丈夫か?むしろ大丈夫か?」 「…大丈夫ではないな…」 「それにミリ、安心しろ。動くにも動けねぇ身体引きずって顔を真っ赤にした病人を心配しない奴は何処にもいねぇ。……つーわけだからさっさと大人しくしやがれ病人がぁあああ!!」 「ざけんなぁあああ誰が言う事を聞くかぁあああ!!私は逃げ出してやるんだから!やるんだからね!」 「上等!やれるもんならやってみな!覚悟しろ、今からお前の口塞いで腰立たせねぇ様にしてやる」 「Σ病人に対してそれはいけないと思いますこのセクハラエロキス大魔王!!」 「あ"ぁ?この時だけは病人か?ざけんなよ、とにかくセクハラとか言われたからにはお前の口塞いで「それは俺が止めるから舞姫は安心して寝ていろ」…チッ」 「外に行きたぁあああい!!行きたい行きたい行きたい行きたい行きたい行きたぁあああい!!」 とりあえず元気にしてます← → |