「…ねぇ、レン」

「ん?何だ?」

「提案した私が言うのもアレだけど…私以上にノリノリでしょ?(ちょっと言葉に黒いモノが見えたし)」

「ははっ、滅多に無い事だから大いに楽しませてもらってるぜ?なんたって今の俺達は役者だ。奴等のラスボスなんだからな。……そう、例えばこんな風に」

「Σ近い近い近い近い…!ちょっとレン演技にしては近付き過ぎるんじゃない!?そしてラスボスには関係ないんじゃ…!?」

「ミリ、駄目だろしっかり顔を引き締めねーと。演技って割り振ればイケるもんだぜ?…さぁ、姫。奴等を闇に葬る命令を下す前にその唇を俺にu」

「おおっとこんな所に百円玉が!」










「ねぇ、フィン。アレは私達に見せつけてるのかしら?それとも無自覚なのかしら?」

「少なくとも彼女の方は無自覚だろうな。…彼は本当に質が悪過ぎて何故か殺意が湧いてしまうよ」





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タッタターン!


前回のあらすじ〜



アザギシティのジムリーダーミカンをフルボッコしたミリは運悪く逃げまくっていたであろう張本人のレンとバッタリ再開!地獄のリアル鬼ごっこと書いて愛の逃避行☆を決め込み、怒られる最中にも関わらずレンの意外な一面にミリはキュン☆と来たり、レンの独占欲を垣間見れたり一日だけでドッキドキ☆お互いに謝って一件落着!

この日から新たにレンとの旅が始まった☆☆


初っ端からレンのどす黒オーラでミナキとマツバが悲惨な状態になってかーなーりびっくり(通り越して悪寒)しちゃったけど、何がともあれ無事に旅を始めたミリとレン。御目当ての喫茶店に足を運ばせたその帰り、二人の英国純白男女、フィンとリランが絡んで来やがった!第一印象から最悪だったフィンとリランはミリに似非紳士行動をしでかし、あまつさえリランはレンの頬にキスをしやがった!ピッキーンきた二人はフィンとリランに挑戦状を叩き付けた!

ミリとレンは二人のプライドをズッタズタ☆のボッコボコ☆にするべく、ぴっしりと準備を整え、勝負へと臨んだのだった!

さぁ!二人の愛の勝負は一体どうなるのでしょうか!?






以上、少女漫画風あらすじを終わりにします☆























……



……………




なんか意味不明な解説があった様な気がするんだけど……ま、まぁそれは気にしない事にして…






「さぁ!答えなさい聖燐の舞姫!」

「いや、ちょっ…いきなり過ぎますって…」

「答えるのよ聖燐の舞姫!あなたが今彼をどう思っているのか簡潔に且つ明細に答えなさい!包み隠さず私に答えるのよ!彼とは何処で出会ったの!?あなたと彼の関係は!?…さぁさぁさぁさぁ!」

「えええええ!?」







この状況になってしまうのは約数時間前に逆上る









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