「…イブキさん、今度は何持って来ちゃってんですか…!」 「リリがまた新しいのを入手したらしくてな。茶でも飲みながら一緒に読もうじゃないか」 「いやいや、それミスマッチ…不釣り合いですよ緑茶に同人誌…てか本に出ている人物の前でそんな悠長に本読まないで下さいよ…!(それにレンは仮にも私の彼氏だし!でも恥ずかしくて言えない!」 「まぁまぁ良いじゃないか。それだけ人気があるって事なんだから気にするな」 「気にしますって!」 ……数分後...... 「………゜ ゜(Д )」 「白銀の麗皇はキス魔、独占欲が強くて欠乏症で過保護で馬鹿な三種の神器な話…ギャグチックに描かれていて面白いな。まぁ本人達はそれほどでもなさそうだから所詮はギャグだn………………ってミリ、顔真っ青にしてどうした?具合でも悪いのか?」 「う…うわ、うわわわ、うわぁああぁああぁあああ!!!!!!!(ピー!ガシャン!グビャー!ブシァアアアアッ!)」 「Σ!!!!????」 あまりにも当てはまっていて恐怖を感じた ――――――――― ――――――― ――――― ――― ― 「これから服作りに入りたいと思います!」 「「ブイ!」」 ――――――マサラタウン 「今まで着ていた服はタンスにしまって暫くおやすみねんねころだよ!」 「ブイ!」 「新しい服作るからにはわりかし落ち着いた服にしたいんだぜ!」 「ブイ!」 「あの服動きやすかったけどぶっちゃけ背中が寒かったんだぜ!今思えば不思議な服だったんだぜどうみても!」 「ブイ!」 「腰の帯踏んで転んじゃうし!」 「ブイ!」 「だから(フレイリの言葉無視して)私が新たに作っちゃうんだぜ!」 「「ブイ!」」 「…」 《何時にも増してノリノリだ》 《ノリノリだな》 《ノリノリだね》 「用意するのはミシンに布!たったこれだけなのさふっふっふ。私の手にかかれば只の布も服になっちゃうんだぜ!」 「ブーイ!」 「早速デザインを考えて」 うーむむむむむ ピーン! 「よし。それから型を書いてだな…」 カキカキカキカキ… 「うむ。それからハサミで切って…」 チョキチョキチョキチョキ… 「おけ。これで下準備完了!まぁこんな事しなくても別に大丈夫なんだけどねうふふふ」 「ブーイ」 「それじゃ早速ミシンへ…」 ガチャン ウイーン ガガガガガガガガガガガガ… 「「ブィィイ…!」」←感動 「んーなんだか鈍いなぁ。よーしもうちょっと早めに作りますか」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ… 「「ブブブブブ」」←速過ぎて見えない 「さーて此所から先は企業秘密ですからね〜 あそーれ」 ピカァアアアッ… 「はい出来ました完成!」 「「ブイ!」」 《ええぇええええ》 掛かった時間 ――――僅か数分 「いやーコガネデパートとタマムシデパート行っといてよかったよ〜。デパートに手芸コーナーがあって本当に便利!」 「「ブイ!」」 《…普通ならば有り得ない光景だな》 《あれはミリ様だから出来る事なんだよ…》 「…」 《もはや何も言わん》 「他も作っておこっかな〜」 相変わらず呑気だった → |