「ヒメコ…俺ヒメコのこと好きだ」



そう言うとボッスンはヒメコをギュッと抱きしめた



「んにゃあああああああ」



ヒメコはガバッと起き上がった



「な、な、なんや…夢や…」



カーテンから光が差し込み時計のアラームが起きろと告げている



「ありえへんありえへん」



まだドキドキするのか布団から出られない



「付き合ってもおらんのになんでヘンな夢見るんやろ。ここのとこ毎日見てんで、あたし。」



戸惑いながらも学校に行く準備をしようと起き上がった



「いってきまぁーす」



朝の夢は気にしないよう自分に言い聞かせながら学校に向かう



長い道のりを歩きやっと学校に着いた。足取りが重かったのかいつもより5分オーバー



トボトボと教室に向かう途中不意に肩を叩かれた。振り返ると今日自分の夢に出てきた人がいた



「んにゃあああああああ」



「んなびっくりしなくてもいいだろ」



ちょっと落ち込むぞ、とムスッとしたボッスンが後ろにいた



「せ、せやかて今考えとって…」



「はぁ?考えてた?」



「なっなんでもあらへん!早よ行こうや!」



「お、おぉ」



チラッと横目で見るとボッスンがよくわかんないみたいな顔しててクスッと微笑んだ



「いつか正夢になればええな」



「あ?なんか言ったか?」



「なんも言っとらんよ!」



ニコッと笑いヒメコは教室に駆け出した











正夢
(これは自分の願望)







――――――
なんか久しぶりに小説書いた!なんかテレた!




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