『ボッスン、今日用事があるから先に帰らせてもらう』



「あっ!じゃあ部室にあるパソコン使っていいか?調べなきゃなんねーのがあってよー」



『わかった。好きに使ってくれ。最後電源さえしっかり切ってくれたら大丈夫だ。』



「おぉーんじゃーなあー」



『また明日』



「よし、部活中に母ちゃんに頼まれてたやつ片づけるか!」



ガラッと部室の扉が開いた



「あれ?スイッチおらんの?」



「用事があるから帰るってよ」



「ふーん。であんたはなにしとんの?」



「調べもんがあってよー…」



「ふーん。」



カチっカチっとクリック音が部室に響いている



ボッスンが画面を真剣に見ているといきなりパソコンの画面が見れなくなった



びっくりして横を見るとヒメコが手で画面を隠してた



なにすんだと言おうとしたら今度は指で画面をつつきバッと畳の方まで逃げていった



「…………あの、さっきからなにやってんだ?」



「真剣に画面見とったから邪魔したくなってん」



えへへっと笑うヒメコを見て一瞬ドキッとした



「ったく…邪魔すんなよな…」



呆れつつもちょっと可愛いと思ってしまったことは内緒だ。










いたずら
(わからないけどすごい癒されました)








――――――――
この話はちょっと実話で…私が仕事でパソコン画面じーっと真剣に見てたら画面が隠されてですね…横見ると、女のリーダーさんが手で隠してまして…wwその後指で画面をつついてダッと自分の席に逃げていったのです…「どうしたんですか?」って聴くとニコッと笑って「邪魔したかった」って…可愛い!と思ったのでこの話が生まれましたww


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