※大学生設定です





―――――4月


これから新しい生活が始まる


初めての1人暮らし


初めての大学生活


これから始まる新しい生活に胸をときめかせて――――


「あかん…全っ然レポートができへん」


新しい生活は確かに楽しい、楽しいがその分レポートがたくさん出された。


2時間ほどにらめっこしてもなかなか終わらないレポートの山にいい加減飽きてきた


「ああああ!息抜きや!お腹すいたしご飯でも…」


立ち上がり、台所に向かおうとした瞬間家のインターフォンが鳴った


「あーい」


「ヒメコー」


ドアを開けるとそこにはボッスンが立っていた


「ボッスン!よぉきたなぁ!」


「腹減ったから飯食いに行かねー?」


「今からご飯作ろう思っててん!」


「まじか。ラッキー!お邪魔しまーす」


部屋に上がりソファーにドカッと座り込んだ


「ん?レポートやってたのか?」


「やってたんやけど、全然進めへんから息抜きにご飯食べようと思ってな」


今日カレー作るわーとヒメコの声を聴きながらボッスンはヒメコのレポートに目を通してみた


書いては消し書いては消しの繰り返しで未だに慣れていない感たっぷりのレポート


苦手ながらも一生懸命頑張って書いているヒメコの姿を想像してとても愛おしくなった


チラッと台所に目を向ける


エプロンを付け料理を作ってる後ろ姿に近づきたくなった


「ヒメコ」


名前を呼び後ろからギューッと抱きついた


「―――っ!いきなりなにすんねん!危ないやろ!」


「わりぃわりぃ」


手を離し、ヒメコの隣に移動し、ヒメコの唇にチュッとキスをした


「んなっ!」


戸惑ってるヒメコの耳元で囁いた


「手伝うことはできねーけど、ずっと側にいてやっからレポート頑張って完成させろよ」


ヒメコは真っ赤になりながら、わかったと頷いた。









横顔
(君の頑張ってる姿が大好きなんです)







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私生活がちょっと忙しくてずっと更新できなかったです…でもこれからはちょっとずつ更新率上げれるかと…あと日記というかリアタイというか…生存確認できるもの作ろうと思います。ジャンプの感想も上げたいしね!



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