「ヒマだな」


いつも通りヒマな部室にいつも通りダラケている。


「なんかこう…おっきい事件おきねーかな?」


はぁ、とため息しかでない


「おきる訳ないやろ」


そういえばスイッチどこ行ったんだ?と彼の独り言を無視して

あたしは今とても大きな悩みがある。


どうしてこの男は鈍いんだろうか、そればっかり考えていた


自分はこんなにも彼のこと大好きなのに


スイッチに相談したら『頑張れ』と言われ、きっと今がその頑張る時なんだと思う


なんか色々スイッチに言われたけど忘れた


とりあえず、スイッチが今日気を使ってくれたから(多分)頑張らないと!


そうだ!まずデートに誘えと言われていたんだ


「あんなボッスン、今週の土曜日か日曜日ヒマやろか?」


って!言えるわけないやろ!


いや、頑張らないと


「ぼ、ボッスン。」


「あ?なに」


「ぼ、ボッスンは、そのーあれやな?」


「ん?」


「いや、えーっとやな…あたし!水族館行きたいんやけど!」


あれ?なんかおかしくなった


「は?水族館?いや、行けばいいんじゃね?」


「いや!せやから水族館行きたいねん!!」


「だから行ってこいよ」


「なんでやねん!!一緒に行こう言うとるのわからんのかいな!!」


「え?あぁ、んな遠まわしに言われてもわかんねーよ」


「お、おぉ…せ、せやな…」


「まぁいいけどよ。んじゃあ一緒に行こうぜ」


とても素敵な笑顔で言われたらどうしたらいいのかわからなくなる。あたしこんなにも好きなんだ。


「んじゃあースイッチもー…」


「ボッスン、あたしな、2人で行きたいねん」


言ったら怪しまれるやろか、2人でなんて


「2人で?」


あぁ、アカンか…


怖くなって顔を下にやった


「いいぜ。2人で行こう」


顔をあげるとまた眩しいくらいの笑顔で行こうと言ってくれた


心のどこかでドクンと高鳴る音がした


あぁ、あたしの恋心誰かに盗まれたみたいやな


早くその泥棒さん捕まえなアカンな






泥棒つかまえました


(早く泥棒さん捕まえな他の人にとられてまう)





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もうわけわかんないし、文章ぐちゃぐちゃだし、もうギャグじゃないよね!
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