※付き合ってる設定





―――8月


地面が太陽の光を吸い取ってとても熱くなっている。


歩くの無理なんじゃないかと思うぐらいとても熱い、暑い


「はよボッスンの家行かな…」


もう彼の家はすぐそこなのに、暑さのせいで動きが鈍くなっているのが自分でもよくわかる


部屋の呼び鈴を鳴らしすぐに出てきた彼はそれはそれはとても眩しいくらいの笑顔、それと口に加えてるものが自分が今一番欲してる物だった


「あっ、アイスや…」


「まあ、とりあえず中にはいれよ」


「お、おじゃまします」


部屋の中に入った瞬間、クーラーの涼しい風がとても効いていて居心地がいい


「涼しい…」


「外暑いだろ、なんか飲むか?」


「それが欲しいんやけど」


飲み物も欲しいが今一番欲しいのは彼が先程から口に加えてるアイスだ。


ソーダ味のアイス


それが欲しいと指を指した


「あ?あぁ。じゃあ、食べるか?」


そう言って彼は冷蔵庫にアイスを取りに行くのかと思えば私の目の前に立ち


「ほれ、口開けろ」


「はぁ?」


と言った瞬間無理やりアイスを口の中に入れられた


「普通食べかけはあげないやろ!」


「いや、だってお前俺の持ってたアイス指差してそれが欲しいって言うから…」


「アホやろ!普通は新しいのくれるやろ!」


「ちゃんと言ってくれなきゃわかんねーよ」


「こんなん普通にわかるやろ!!」









アイス食べる?




(食べかけあげたらどんな反応するか見てみたくてワザとバカなフリをした)





――――――
別に夏じゃなくてもよかったよね!もう意味がわからないし…私ダメですね\(^o^)/



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