[水希視点]
私は皆に暗黙のルールの事、
芸能界を辞めた理由をゆっくりと全て話し終えた。
水希「迷惑かけてごめん。
皆の手伝いでここに来てんのに、
しかも息抜き中に空気悪くしちゃって」
幸村「…俺達のことは気にしなくていいよ」
柳「あぁ、それに水希の話が聞けて良かった」
真田「そうだな」
丸井「俺も赤也同様、水希の事は小さい時から
知っててその凄さを知ってる一人だからよ!」
桑原「お前は自分を低く見すぎだ!!」
仁王「ジャッカルの言う通りじゃ」
柳生「えぇ、私も魅力されてた一人ですよ」
水希「…みんな」
緒橙「あたしも!芸能人だった水希も
今の水希も大好きだよ!」
桃子「そうね、水希はもっと、
もっと自分を信じなさい」
切原「そうっす!そのままの水希先輩が一番!」
水希「…ありがとう!!」
再び泣いてしまえば緒橙と赤也は
ワタワタしだすし、
ブン太は笑ってるし、桃子はそっと
ハンカチで涙を拭いてくれた
私、もっと自信持っていいんだ
自分を信じていいんだな
評価してくれる人がこんなにもいる。
水希「よし!もう泣かん!!
気持ち切り替えて明日からまた
宜しくお願いします!」
ニカッと笑えば皆の雰囲気が
柔らかくなるのが分かり
私ももう、いつも通りの笑顔だ
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