I love you!!〜ver静雄〜



「あ、あ、…あい、っ!!」

「どしたの静雄。何か体調悪い?」

「そうじゃ、なくてだな…!!」

「うん、そうじゃなくて?」

「あ、……」

「あ?」

「あ、…あい、……!!」

「あい…?藍?合い?愛?」

「う、……」

「え、何でそこで赤面するの」

「え、っとだな…その……」

「ん?」

「あ、……だ、…大好き、だ……」

「!!!」

「っ!」

「……な、」

「な?」

「何これ、男…というか成人男性の癖におかしくない!?何なのよこの可愛さ!!」

「かわいい…?」

「うんうん、静雄超可愛い!」

「………(複雑なんだが…)」

「あ、でも静雄って格好良いってのもあるよね。顔立ちは整ってるし身長高いし。
その物凄い力なかったらきっとモテてると思うなー」

「……今のままじゃダメ、か?」

「私は今のままでも十分良いと思うけど?頼りがいあるし」

「本当か!?」

「え、うん。静雄格好良いよ」

「本当に本当か!!?」

「(うわ、目がキラキラ。尻尾の幻覚が見える…!!)私は好きだよー、静雄のこと」






(ダメだ、やっぱりかわいい)




|



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -