第17話 男達の勝負



次は男子100M走だ

会長、道流さん、椿さんが出ることになった

1年生が走り終わり2年生の番が回ってきた

「椿さん応援してます!」

「ありがとう!
藤崎だけには負けんぞ」

「それはこっちの台詞だ!
椿にだけは負けねぇつか1位狙ってやるぜ!」

「む、聞こえていたのか」

「隣に居んのに聞こえるに決まってんだろ!」


結果は見事に椿が1位となった

[ボッスンはというと焦りすぎて足が縺れてしまい転けてしまったため最下位となった(笑)]

「だから解説いらんちゅうねん!」


次は3年生の番だ

『キャー、頑張ってー!!!!』

「何でお前ぇが走るだけでキャーキャー言われるんだよ」

「やっぱりそれだけ魅力的ってことかな?
あ、名前ちゃん頑張るからねー!」

「がんばってください!」

ファンの子達に睨まれた気がしたが無視しよう


3年生が一斉にスタートした

会長と道流さんの接戦だ

流石、生徒会とでも言っておこう


結果は会長が1位、道流さんが2位だった

「やっぱり安形には適わないな」


「てことでオレが1位なったから名前はもらうぜ!」

『何でですかっ!!!!』

椿さんと一緒に突っこんでしまった




100M走が落ち着いたところでアナウンスがかかった

「“次の競技は借り物競争になります”」

「では行ってきます!」

「名前ちゃんがんばって!
困ったらいつでもオレを呼んでね」

「ありがとうございます!」

名前は借り物競争という名の戦場へ向かった

       続く

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