短冊に願いを込めて



「天の川綺麗ー」

今日は七夕だ

空を見上げると満点の星が輝いている


「名前ちゃんの方が綺麗だよ」

「そ、そんなことないですよっ!!」

道流さんはさらりとこんなことが言えるからびっくりする



「道流さんは何か願い事しましたか?」

「名前ちゃんの笑顔がいつまでも見られますように…なんてね」

「照れちゃいますよっ
本当は何を願ったんですか?」

「教えなーい」

「えー」

だが道流は本当にさっき言ったことを書きそうだなと思った




「そういえば2人は七夕にしか会えないんですよね…」

「そうだね、織姫と彦星は七夕にしか会えないけれど俺たちはいつまでも一緒だよ」

これが本当の願い事

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