ドタバタ鍋パーティー



今日は道流の家で鍋パーティーだ

『お邪魔しまーす』

「いらっしゃい!」

「肉とか持ってきたよ!」

「ボクは野菜を」

「オレは酒持ってきたぜ」

「会長、まだ未成年ですよっ!」

「オレがお酒無理って知ってて持ってきただろ」

「かっかっかっ!」




鍋パーティーを企画したのは私だ

「道流ぅ、鍋パーティーしたいなー」

「名前の頼みなら何なりと
よかったらオレの家おいでよ!」

「やったー!」

「じゃあオレ等の分もよろしくな」

「安形も来るの!?
まあいいけど…」




当初は道流と2人の予定だった

しかし安形達に聞かれてしまい皆ですることに

まあ大勢で食べた方が美味しいので良しとしよう


「よし、名前、肉入れろ」

「何で安形が仕切ってんの!」

「会長、まだ生ですよっ!」

「はぁ…皆して突っ込みまくりじゃないか
皆、一旦落ち着いて!」

道流の一言で静まりかえる一行

鍋が煮える音だけが部屋に響く

「オレが良いって言うまで手付けないで」

『はい』

会長に代わり道流が仕切る


道流が丁寧に具材を入れていき良い臭いがし出した


「よし、オッケー!
好きなだけどうぞ」

『いただきます!』

「うめぇーっ
やっぱ道流の料理は最高だな」

「具材煮込んだだけだけどね」

「榛葉さん、流石です!」

「ありがとう!」



名前も口に運んだ

「ふぅーしあわせー」

「いつも名前は美味しそうに食べてくれて嬉しいよ
食べてる時の顔かわいいな」

「ぶはっ」

道流がさらりとそんなことを言うので噎せてしまった

「苗字さん、大丈夫ですかっ?」

「うん、ちょっと噎せただけ」

道流の甘い言葉には弱いのだ




「今度は2人でしようね」

「うん!」

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