第12話 オレの気持ち



いきなりキスをされて戸惑いが隠せずその場から逃げ出した名前はトイレで泣きじゃくってしまった

何故あのタイミングでされたのか

そして自分の事をどう思ってくれているのかがわからないのでとても不安になってしまった

道流のことは好きだがいきなりの行為にはびっくりした

戻ったらどういう顔をすればいいんだろう




いろんなことを考え込み10分以上個室に籠ってしまった


出ると入り口には道流が居た

思った通りだ


「何で逃げたの?」

道流が怖くなり涙が出てきた

「え…?ど、ど、どうしたの名前ちゃん!?」

「な、何で…あんなことしたんですか…」

「そんなの名前ちゃんのことが好きだからに決まってるじゃないか!」

「でも…いきなりで怖かった…」


すると優しく道流が抱きしめる

「ごめん…いきなりキスして悪かったっ!
許してくれるかい?」

「うっ…っ、勿論ですっ」

「じゃあキスしてもいい?」

「はい…っ」

2人は見つめ合い唇を重ねた

今度のキスはとても甘く長かった

続く

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