第10話 私の執事さん



椿のメールのおかげで元気になった名前は学校に行くことにした

「いってきまーす!」


いつもより早く家を出ると目の前に道流が歩いていた

「おはようございます!」

「やあ、おはよう!
もう風邪は大丈夫かな?」

「はい!お陰様で…
ありがとうございます!」

「そっか!
それにしても名前ちゃんに朝から逢えるなんて今日はついてるね!」

「道流さんはいつもこの時間なんですか?」

「うん
よかったらこれから一緒に行かないかい?」

「へ…?」

「毎朝迎えに行きますよ…お嬢様」

道流はそういうと微笑んだ

「わ、わ、わざわざいいんですかっ」

「もちろん!
オレから言ったんだからさせてくれないかな?」

「は、はい!喜んで!」

これから名前は毎朝道流に迎えに来てもらうことになった

続く

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