第5話 貴方の背中



「ねえ、昨日生徒会どうだったの?」

「え?実はさ…私以外みんな男なんだ」

「逆ハーじゃん!
ちょっといい人紹介してよー」

「まだそんな中じゃないよっ」


そんな会話をしながら廊下を歩いていると椿が前からやってきた

「あ、こんにちは!」

「どうも、こんにちは!」

「誰?名前の知り合い?」

「副会長の椿さんだよ」

「はじめまして…じゃあちょっと用があるんでここで」

「あ、はい、また生徒会で」


「ねえ、さっきの椿さんだっけ?
けっこう良い感じじゃない?」

「そうだね…」

いつも椿の背中をぼーっと見つめてしまう


―キーンコーンカーンコーン

「やっべ急がないとっ
名前走るよ!」

「あ、待って!!」


このあと2人は少し遅れてしまい先生に怒られた

      続く

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